女は二度決断する2018/05/16


女は二度決断する

「女は二度決断する」 ヒューマントラストシネマ有楽町
ドイツ、ハンブルグ。トルコ移民のヌーリと結婚したカティヤ(ダイアン・クルーガー)はひとり息子にも恵まれ幸せな家庭を築いていた。ある日、白昼に起こった爆発事件に巻き込まれ、夫と息子が犠牲になってしまう。捜査の結果、人種差別主義者のドイツ人によるテロであることが判明。愛する家族を奪われたカティヤは、憎しみと絶望を抱えてさまようが……。
3つの章になっています。家族、正義、海。悲劇が起き、やがて犯人がわかり、法廷へ、しかし証拠不十分で、カティヤには不利な判決がでます。最愛の家族を奪われて、あなたならどうする?というのをつきつけられます。実際にそうなってみないとわからないというのが多くの人の答えかもしれません。主人公カティヤの決断には、驚くととともに、納得してしまうところがありますが、衝撃です。苦しくて息のつまる映画でした。ダイアン・クルーガーは熱演です。
ファティ・アキン監督はトルコ系のドイツ人、前作「50年後のボクたちは」とは、全然違うタイプの映画でした。常にジャンルの違う映画を撮っているように感じます。
ソウル・キッチン」が大好きなので、またあのようなタイプの映画が見たいです。

★★★★☆ 4-

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_ ここなつ映画レビュー - 2018/07/02 16:14

魂が震える作品。と言っても感動で打ち震えるというのとはちょっと毛色が違う。手酷い攻撃で撃ち抜かれて粉々になった魂が、その残存が震えているという感じなのだ。一部ネタバレがあります。ドイツのとある街で、夫と息子と3人で幸せに暮らしていたカティヤ(ダイアン・クルーガー)。だが、ある日夫のオフィスの前で爆弾テロが起こり、夫と夫に預けていた息子とが犠牲になってしまう。現場は 遺体の確認すらままならない悲惨な状況であった。突然最愛の家族を失ってしまった。しかも残虐なテロ行為によって。夫のオフィスは移民街の通りに面しており、夫自身もトルコからの移民でイスラム教徒であった。そしてこの爆弾事件がテロであること…