うめ婆行状記2020/07/07


うめ婆行状記

「うめ婆行状記」 宇江佐 真理・著 朝日文庫
北町奉行同心の夫を亡くしたうめは、堅苦しい武家の生活から抜け出して独り暮らしを始める。気ままな独身生活を楽しもうと考えていた矢先、甥っ子の隠し子騒動に巻き込まれ、ひと肌脱ぐことを決意決意するが…。
作者・宇江佐真理の遺作だそうです。途中まででも十分面白いのですが、どういう結末にしようとしていたのか、知りたいです。いろいろ想像します。
主人公のうめは、孫もいる年齢ですが、現在ならまだまだ若いです。でも、簡単には気楽に生きられないものです。家族がいるのに一人暮らしをさせては、息子の対面が悪いとか、初めの方はモメていました。
登場人物が多いので、混乱しますが、家系図が書いてあるので、参考になりました。家族親戚のそれぞれに事情や関係性があります。現代もそうですね。

カセットテープ・ダイアリーズ2020/07/06


カセットテープ・ダイアリーズ

「カセットテープ・ダイアリーズ」 TOHOシネマズシャンテ
1987年、イギリスの田舎町ルートン。音楽好きなパキスタン系の高校生ジャベド(ヴィヴェイク・カルラ)は、閉鎖的な町の中で受ける人種差別や、保守的な親から価値観を押し付けられることに鬱屈とした思いを抱えていた。しかしある日、ムスリム系のクラスメートのループス(アーロン・ファグラ)が貸してくれたカセットテープでブルース・スプリングスティーンの音楽に触れ、自分の鬱屈(うっくつ)した気持ちを代弁するような曲のとりこになり、その音楽を知ったことをきっかけに、彼の人生は変わり始める。
全編にスプリングスティーンの曲をちりばめていて、ミュージカルではないけど、ミュージカルっぽいです。ダンスもあります。
パキスタン移民の少年の自伝的、爽やか青春ストーリーでした。これまでも似たようなのはありますけど、違うのは主人公がブルース・スプリングスティーンのオタクになることと人種的問題が絡んでいることです。結婚相手は親が決めるのが当たり前というのは「ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ」を思い出します。移民の子でもだけど、イギリスで生まれ育っているので、考え方も違っています。親とぶつかってしまうのも必然です。期待を裏切らない映画で、面白かったです。
いろいろな出会いが彼を成長させています。友人、恋人、先生、隣人など、そして、スプリングスティーン。アメリカ人のブルース・スプリングスティーンの歌が、主人公の気持ちにフィットしていました。

★★★★☆ 4

夏越大赦と個室ランチ2020/07/05




久しぶりに会う友達と、新橋の烏森神社へ行きました。
穢れを祓い清める行事・夏越大赦の時季なので、茅の輪が設置されていました。
新型コロナウイルスが早くおさまりますように。

予約していた個室ランチへ。おいしかったし、ゆっくりおしゃべりできました。
“夢屋銀兵衛虎夢”です。

NO.6#72020/07/04



「NO.6 #7」 あさの あつこ・著 講談社文庫
要塞化している矯正施設へ潜り込んだ紫苑とネズミ。高度なセキュリティシステムをくぐり、兵士と闘いながら最上階へ駆け上がる。最上階にはNO.6を支配するマザーコンピューターと、沙布が捕らわれている部屋があるはず……。
弱そうな紫苑が実は強い精神の持ち主であるころがわかります。命の危機に瀕していても落ちついていて、信念に沿って行動していきます。それは、周囲の人たちを動かしてもいきます。
NO.6内部でも不穏な事件が多発していきます。あまり詳しい説明がないのと、最後のところが、気になる終わり方でした。結局最終巻まで読まないといろいろな謎や、恐らく良い結末は楽しめないだと思いました。近いうちに続きを読みたいと思います。

ハニーウォルナッツドーナツ2020/07/03



“タリーズコーヒー”で、ハニーウォルナッツドーナツを食べました。フカフカとしたドーナツ、美味しかったです。

ソニック・ザ・ムービー2020/07/02


ソニック・ザ・ムービー

「ソニック・ザ・ムービー」 TOHOシネマズ日比谷
世界的人気を誇るセガの人気ゲーム「ソニック」シリーズをハリウッドで実写映画化。宇宙最速で走るパワーを持つ青いハリネズミ(?)のソニック(声:ベン・シュワルツ)が、故郷を離れて遠い地球へとやって来る。ひょんなことから出会った保安官トム(ジェームズ・マースデン)とバディを組んだソニックは、マッドサイエンティストのドクター・ロボトニック(ジム・キャリー)が企てる陰謀を阻止するべく大冒険を繰り広げる。
それほど期待はしていなかったけど、なかなか楽しめる娯楽作品でした。
とにかくスピードがすごいので、大きいスクリーンで臨場感を楽しめます。
悪役がジム・キャリーなので、さすがにパフォーマンスが個性的で、じっくり演じていました。他の人が演じたら、長すぎる気もしますけど、独特の動きが面白いです。ソニックは目力があって、ウルウルしたり、かわいらしく見えてきました。子供向けかもしれなけど、大人も一緒に楽しめる感じの映画でした。
一件落着するものの、続編を作る気満々な感じがしました。

★★★☆☆ 3+

アボカドとナチョチーズのタコライスボール2020/07/01



“atari CAFE&DINING”渋谷モディ店で、映画の前に食べました。
アボカドとナチョチーズのタコライスボールです。みそ汁付きでした。

はちどり2020/06/30


はちどり

「はちどり」 ユーロスペース
1990年代の韓国。14歳の少女ウニ(パク・ジフ)は、両親や姉兄とソウルの団地で暮らしている。学校になじめない彼女は、別の学校に通う友達と遊んだり、男子生徒や後輩の女子とデートをしたりして過ごしていた。小さな店を切り盛りする両親は、子どもたちの心の動きと向き合う余裕がなく、自分に無関心な大人たちに囲まれ、孤独な思いを抱えていた。ある日、ウニが通う漢文塾に、不思議な雰囲気の女性教師ヨンジ(キム・セビョク)やって来る。自分の話に耳を傾けてくれる彼女に、ウニは心を開いていくが……。
ウニを演じるパク・ジフが美少女でした。そんなに前の話ではないですが、韓国は、女子にとっては理不尽に思えることが多いです。思春期の揺れ動く心情をリアルにそして繊細に描いています。韓国社会を覆っている重苦しい空気感、主人公の周囲で起こる摩擦。自分の味方が一人もいないような気分になっている中で、唯一自分を気にかけてくれたヨンジは、ちょっとミステリアスな女性でした。
ごく一般的なソウル市民の暮らしの様子がうかがえます。韓国は日本に似ているようだけど、この映画では違いを感じました。漢文の塾があるのも意外でした。先生が淹れてくれるウーロン茶がホッとさせてくれます。
38歳のキム・ボラ監督の少女時代の体験からヒントを得た話になっているそうです。この映画が長編デビュー作だそうですが、まるで熟練の監督作品のようでした。

★★★★☆ 4