遠藤周作展と泰巖歴史美術館 ― 2023/12/10

「遠藤周作展」 町田市民文学館ことばらんど
作家・遠藤周作(1923-1996)は、生誕100年です。町田市に暮らしていた事があるそうです。
直筆原稿や本、現代作家が読み解く遠藤文学など。ファンの方が楽しめる展示だと思います。私はあんまり読んでいないです。
町田市立国際版画美術館へ行く途中に見かけたので、帰りに寄ってみました。
町田市に行ったついでに、もう一つ回ってきました。

泰巖歴史美術館(たいがんれきしびじゅつかん)は、戦国時代からの江戸の古文書、武具、茶道具などの歴史史料を展示しています。織田信長を中心としたものが、多かったです。甲冑や火縄銃を見ていたら、映画「首」を思い出して、面白かったです。戦国武将の本物の貴重品がいっぱいありました。立派な美術館でした。
楊洲周延展 他 ― 2023/12/10

「楊洲周延 明治を描き尽くした浮世絵師」町田市立国際版画美術館
楊洲周延(1838-1912)は明治わ代表する浮世絵師。役者絵や、歴史絵をはじめ、時代の変化に合わせて、モダンな洋装をした女性たちの絵も多く描いています。ビビットな赤色が映える版画が多かったです。
町田市立国際版画美術館に初めて行きました。展示作品が多くて、たっぷり見ることができました。周延だけでなく、師匠や弟子の作品も紹介されていました。特別展示の「腐食の刻 エッチングの世界」も見てきました。


スパピザセット ― 2023/12/09
枯れ葉 ― 2023/12/08

「枯れ葉」 ユーロスペース
フィンランドのヘルシンキ。アンサ(アルマ・ポウスティ)は、理不尽な理由で仕事を失い、ホラッパ(ユッシ・パタネン)は、酒に溺れながら、どうにか工場現場で働いている。ある夜、カラオケバーで出会った2人は、惹かれ合う。しかし、名前も知らないまま、不運が重なり、すれ違ってしまう……。
久しぶりのアキ・カウリスマキ監督作品。カンヌ映画祭で審査員賞を取っていたので、新作があるのかと、待っていました。先行上映で観ました。いつものように、言葉が少ない映画でした。微妙な表情の変化で、気持ちが伝わってきます。常に労働者に寄り添っていて、ささやかな幸せを得られるかどうか見守っている気分です。ラジオを聴くと、ロシアのウクライナ侵攻のニュースが流れていて、最近の撮影なのが、わかります。時代が昔のように感じる事もあれば、ニュースによって、現代な事がわかります。登場する犬が、おとなしくて可愛かったです。なんか、人間の言葉を理解しているのかなぁと思えます。クセのある音楽もいつも良いです。若い2人組の女性が無表情で歌っていた曲が気に入りました。
★★★★☆ 4+

上映後はトークショー、主演女優のアルマ・ポウスティさんと松重豊さんがゲストです。松重豊さんは、アキ・カウリスマキ監督の大ファンだそうです。アルマ・ポウスティさんは、「トーベ」でムーミンの作者トーベ・ヤンソン役を演じていました。可愛らしい人でした。監督の撮影技法など、興味深い話だったし、松重さんの熱心なトークが聞けて、良かったです。
屋根裏のラジャー ― 2023/12/07

「屋根裏のラジャー」TOHOシネマズ錦糸町(試写会)
ラジャー(声:寺田心)は、アマンダ(声:鈴木梨央)の想像上の友達=イマジナリー。人間に忘れられると消えてしまう運命を背負っている。とある事故により、失意のラジャーがたどり着いたのは、忘れ去られたイマジナリーたちが、身を寄せ合って、消えないように努力しながら、暮らしている場所だった……。
人物が可愛いかったです。ラジャーを付け狙うミスター・バンディングとその手先のような怖い女の子。何なんでしょう。ちょっと説明不足なところもありました。ファンタジーの世界のようで、次々と風景が変わっていきました。感動もしたけど、ちょっと物足りない気もしました。
★★★☆☆ 3+
サムギョプサル ― 2023/12/06
春の画SHUNGA ― 2023/12/05

「春の画SHUNGA」 シネスイッチ銀座
歌麿や北斎など、名だたる浮世絵師が情熱を注いだ春画。単なるエロ画ではなく、江戸の風俗を映し出します。嫁入り道具になる場合もあったそうです。バラエティー豊かな春画を紹介しています。まだ謎も多い春画をいろいろな角度から、紐解いてくドキュメンタリーです。
有名な画家が、春画も描いているのは日本だけらしいです。大英博物館で春画展が開催されたり、昨今春画が見直されているのだそうです。影響を受けている現代画家や、デンマークの肉筆春画のコレクターも出てきて、珍しい春画がありました。ストーリーはないから、ちょっと眠くなりましたが、とても勉強になりました。R18+でした。
★★★☆☆ 3+
首 ― 2023/12/04

「首」 TOHOシネマズ日比谷
信長(加瀬亮)に反旗を翻した家臣・荒木村重(遠藤憲一)、村重が姿をくらませて、羽柴秀吉(ビートたけし)や明智光秀(西島秀俊)らを集め、自分の跡目をちらつかせ、村重を捜索させる。秀吉は弟の秀長(大森南朋)と軍師・黒田官兵衛(浅野忠信)らと策を弄し、次第に本能寺の変につながっていく……。
天下取りを巡って、みんながみんな悪い奴ばかりでした。信長もひどい人で描かれていて、お国訛りが激しいですが、それも面白かったです。首を巡って血なまぐさい争いが続いていきます。たけし映画ではお馴染みな役者さんが多いです。アウトレイジのような男臭い映画なんだけど、途中出てくる紅一点の柴田理恵さんが、良かったです。そして、男色のシーンもあり、西島秀俊さんを、ちょっと「きのう何食べた?」と比較してしまっておかしかったです。
★★★★☆ 4
若鶏のにんじん豆乳ポタージュ煮込み ― 2023/12/03

日比谷シャンテの地下“やさいの王様”で、ランチ。やさいの王様定食の本日のお肉料理にしました。この日は若鶏のにんじん豆乳ポタージュ煮込みでささた。野菜たっぷり、お味噌汁も具沢山でした。美味しかったです。
モーニング ― 2023/12/02

だんだん寒くなってきたので、朝布団から出るのが、辛くなってきました。モーニングを食べるのが、日課でしたが、近頃は遅くなって、食べられないない事もしばしば。頑張って早く起きよう。オレンジと人参のスムージー、コーンスープ、スタバでドーナツなど。
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