ジョジョ・ラビット2020/01/27


ジョジョ・ラビット

「ジョジョ・ラビット」TOHOシネマズ日本橋
第2次世界大戦下のドイツに暮らす10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、立派な兵士になるべく奮闘中。ある日、母親(スカーレット・ヨハンソン)とふたり暮らしの家で、隠された小さな部屋に誰かがいることに気づく。それは母親がこっそりと匿っていたユダヤ人の少女だった。
「リチャード・ジュエル」に続いて、この映画でもサム・ロックウェルが良い役で出演していました。
よく考えると、とてもシリアスすぎる状況だし、ショックなことも起きるのだけど、ジョジョのかわいらしさ、ポップな色合い、ユーモアたっぷりで、テンポよく見せてくれます。しかし、戦争の悲惨さや間違った考え方を、知らせてくれます。
ジョジョは、初めはかなり洗脳されていたし、この時代は日本を含めて、信じこんでいたこと、教えられていたことが、間違っていたこともいっぱいありました。
戦争の映画であるけれど、愛すべき映画なので、多くの人に見てもらいたいです。
ジョジョはすごーくかわいいのですが、しっかり大人になっていく表情の変化が見事です。母のスカーレット・ヨハンソンも美人でおしゃれで良かったです。

★★★★☆ 4+

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_ ここなつ映画レビュー - 2020/03/12 12:36

ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は10歳の軍国少年である。第二次世界対戦末期のドイツで、有能な軍国の士になるべく「ヒトラーユーゲント」という少年組織で日々訓練に励んでいた。ジョジョの頭の中には空想の親友アドルフ(タイカ・ワイティティ)がいて、彼は折に触れてジョジョを叱咤激励し、時には相談に乗ってくれる存在であった。靴の紐を上手く結べないこと以外は、ジョジョは優秀な戦士であると、自分自身では確信していた。だが、森の中での訓練の最中に、ウサギを殺せなかった事を教官達から嘲笑され、「ラビット」というあだ名をつけられてしまう。その時から、親友のヨーキー(アーキー・イェイツ)以外は、仲間達も…