特別展 渡辺省亭-欧米を魅了した花鳥画2021/03/30



「特別展 渡辺省亭-欧米を魅了した花鳥画」 東京藝術大学大学美術館
渡辺省亭(わたなべせいてい)は、明治から大正にかけて活躍した画家です。 
明治11(1878)年の万博を機にパリに渡り、ドガをはじめ印象派の画家たちと交流を持ちます。繊細な画風で、万博への出品やロンドンでの個展で高い評価を受けます。迎賓館赤坂離宮の七宝額原画を描いたり、実力は認められながらも、中央画壇からは距離を置いていたため、展覧会で紹介される機会が少なくなりました。
今回は海外からの里帰り作品や、個人コレクションが中心になっています。

友人から誘われて行きましたが、この名前と繊細な墨絵のような画風を見ているうちに、なんか見たことあると思ってきました。
家に帰って調べたら、前にも見ていました。
その時のブログ


桜、満開でした。

三原順原画展2021/03/29



「三原順原画展」京橋・スパンアートギャラリー
友人のリクエストで、「はみだしっ子」などで有名な少女まんが家、三原順の原画展へ。私は、なんとなくしか知らず、ちゃんと漫画を読んでいないのですが、良かったです。

あやしい絵展2021/03/28



 
「あやしい絵展」 東京国立近代美術館
神秘的、グロテスク、退廃的、奇怪な絵などを集めています。不気味というより、美しくもあり、不思議な魅力が秘められています。
月岡芳年の血にまみれた男の絵もあるけど、あやしい絵は、女性画が多いのですね。上村松園の“焔(ほむら)”は、東京会場のみ、それも4月4日までしか展示しないので、急いで行ってきました。上のチラシ2枚目の絵です。とても美しかったです。他にも鏑木清方など、いつも見る絵とは違った絵が見れます。予約した人が優先に入れますので、予約して行く事をおすすめします。予約なしでも見れますが、列ができていました。


美術館の春まつりも、同時に見れます。春らしい絵がいっぱいです。

土屋仁応個展「キメラ」2021/03/05



土屋仁応個展「キメラ」 メグミオギタギャラリー
土屋仁応(よしまさ)さんは1977年生まれ。独特の彫刻は幻想的で美しくかわいいです。表面の白から、うっすらと内側から色が現れていて、足の先などが、ちょっと桃色っぽくなっているのです。写真だとわかりにくいですが、生命が宿っている感じがするのです。動物や人、いろいろ見れました。作品のポストカードが売っていたら欲しいですが、売っていませんでした。




東銀座駅の近くメグミオギタギャラリーへ初めて行きましたが、地下にあって、中が見えないので、ちょっとドアを開けるのに勇気がいりました。でも素敵なギャラリーでした。


前にザ・ギンザスペースで土屋仁応さんの展示に行きました。
その時のブログ

吉田博展2021/03/01



「没後70年 吉田博展」 東京都美術館
吉田博(1876-1950)明治から昭和にかけて、風景画の第一人者として活躍。
西洋の写実的表現と日本の木版画技法を統合した新しい木版画を、めざした人です。当時の日本人にはまれであるけど、幾度も海外へ行って、各地の絵を描いています。皆がフランスへ絵の修行に国費で行く中、吉田博はアメリカへ自費で行って、絵を売ったりしたそうです。外国にもファンが多いそうです。
山の絵も多いのですが、すべて見に行って写生するそうです。冒険家のような画家ですね。油彩もありますが、版画の色合いがとても美しく、誰でも魅かれるのではないでしょうか。同じ版を使って色合いを変えて、時間の経過を表現したり、和も洋もどちらもステキです。

2017年にも吉田博展ありました。その時のブログ



リサとガスパールのおもいで展2021/02/25



「リサとガスパールのおもいで展」 松屋銀座
1999年にフランスで生まれた絵本「リサとガスパール」。
日本デビュー20周年だそうです。
アン・グットマンさんとゲオルグ・ハレンスレーベンさん夫妻により紡がれてきたこの絵本は、2000年には日本でも紹介され、瞬く間に人気シリーズとなりました。
イヌでもウサギでもない不思議なパリの住人リサとガスパールが織り成すストーリー。約40タイトルあるようです。“おもいで”をテーマに原画約150点以上を一堂に展観。
ゲオルグさんの方が絵を描いていて、奥さんが文を担当しています。原画、かわいいです。色もきれいだし、パリも素敵。でも、リサとガスパールの絵本は、いろいろな場所へ行くので、世界の国が描かれています。日本もあります。
直筆の絵も販売していました。グッズが多種多様で、とってもかわいいし、見ていると、どんどん欲しくなってしまいます。ぐっと抑えて、見ないようにしました。際限なくなりそうですもの。


買ったポストカードの一部、丸いのは、おまけのステッカーです。

前田利為 春雨に真珠を見た人2021/02/23



「前田利為 春雨に真珠を見た人」 目黒区美術館
前田家第16代当主である前田利為(としなり)の収集した近代美術コレクション。、1900年(明治33)に前田侯爵家の当主の座を継承した前田利為は、侯爵として軍人として、4度にわたるヨーロッパ赴任を含む多忙な公務のかたわら、自ら展覧会を巡り、美術家のアトリエを訪れて作品を収集したそうです。
展覧会名の「春雨に真珠をみた人」とは、利為が蜘蛛の巣に宿る雨粒を写真に収め、アルバム台紙に「綾真珠」と記したことに由来しています。
また、目黒区駒場の地に現存する旧前田家本邸にゆかりのある作品や資料も展示しています。高貴な家柄の、おしゃれな邸宅や、調度品の絵や写真を見ました。ルノワールなどの洋画や、日本画、彫刻など、いろいろありました。私はラファエル・コランの絵が見たいと思って行きました。こちらの絵です。明るい色調で美しかったです。


  ルイ=ジョセフ=ラファエル・コラン《庭の隅》

目黒区美術館は、目黒区民だと割引きがあり、羨ましいと思いました。
カフェは、コロナの影響だと思いますが、営業停止中でした。

笠松紫浪2021/02/10



「没後30年記念 笠松紫浪-最後の新版画」 太田記念美術館
笠松紫浪(1898~1991)は、大正から昭和にかけて活躍した絵師です。鏑木清方に入門して日本画を学び、大正8年(1919)、版元の渡邊庄三郎から新版画を刊行しました。その後、昭和7~16年(1932~41)には、モダンな東京の街並みや温泉地の風情を淡い色彩で表現した新版画を、数多く制作しています。戦後は渡邊庄三郎から離れ、昭和27~34年(1952~59)、芸艸堂から版画作品を刊行しました。新版画の初期から関わり、戦後になっても精力的に版画を制作し続けたという意味で、紫浪は「最後の新版画家」であると言えるでしょう。 


知らない画家でしたが、新版画が好きなので、行ってみました。色もきれいだし、とても良かったです。温泉や温泉街の絵がわりとあって、今は旅行もできないので、昭和初期の風景を見ながら、旅情を味わいました。
東京タワーの絵は洋風に見えたので、エッフェル塔かと思いました。

小村雪岱スタイル2021/02/08



「小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダンへ」 三井記念美術館
2020年に没後80年を迎えた小村雪岱(こむら・せったい、1887~1940)は、大正~昭和初期の商業美術の世界で時代を先導する足跡を残した「意匠の天才」。東京美術学校で培った日本画の技術を礎に、泉鏡花らが紡いだ言葉を鮮やかに彩る「装幀家」、江戸情緒を白黒の線画で大胆かつ可憐に表現する「小説挿絵画家」、そして役者からの信頼も厚い「舞台美術家」として多彩な活躍を見せた。


装幀本や、肉筆画も多く展示していました。影響を受けていると思われる鈴木春信の浮世絵、親交のあった鏑木清方の絵などもありました。
シンプルな線で描かれていて、モダンな絵でした。女性の絵は、何を見つめている絵が印象的です。月、昆虫、花などをじっと見ていたり、物思いにふけっているのでしょうか。
三井記念美術館は、久しぶりに行きましたけど、とてもおしゃれです。エレベーターやトイレも。この時期は毎年、お雛様の展示が多い気がしましたが、今年は違うのですね。

複製芸術家 小村雪岱2021/01/30



「複製芸術家 小村雪岱 装幀と挿絵に見る二つの精華」 日比谷図書文化館
小村雪岱(こむらせったい)は、大正3年9月、小村雪岱は文豪・泉鏡花による書き下ろし小説単行本『日本橋』で、装幀家としてデビューします。鏡花の小説世界を愛した若き無名の日本画家は、その画号「雪岱」も鏡花によって授けられました。以後、装幀家としてばかりでなく、挿絵画家としても後に「雪岱調」と言われる独自の画風で邦枝完二の新聞連載小説「おせん」などを手がけ、雑誌や新聞などの印刷複製物で活躍します。さらには舞台装置家としての面も見せ、装幀、挿絵、舞台装置と三つの分野で才能をいかんなく発揮しました。
小村雪岱の絵を前から見てみたいと思っていました。大正~昭和初期に活躍した人で、浮世絵とその後の美人画の間のようなイメージです。浮世絵をモダンにした感じがします。新聞小説の挿絵などを描いていて、原画や下絵を見ることができました。
埼玉県の川越市出身なので、川越で展覧会が前にあったようだし、先日行った埼玉県立近代美術館にポストカードがたくさん売っていたので、その時は展示していなかったけど、所蔵しているのだろうと思います。
三井記念美術館で、2月から展覧会があるので、それも楽しみにしています。
今で言うと、時代小説の表紙絵をよく手掛けていらっしゃる挿絵画家の安里英晴さんのようです。