ひらけ、絵手本『北斎漫画』 ― 2026/05/10

「ひらけ、絵手本『北斎漫画』」すみだ北斎美術館
絵手本とは、絵を学びたい人のお手本の事です。北斎の絵手本の中には海外で「ホクサイスケッチ」とも呼ばれて親しまれている「北斎漫画」があります。北斎や門人による絵手本を展示しています。絵手本が影響を与えた作品孟ありました。
本の形になっているので、開いたページしか見れないと思いましたが、本を手にとって見ても良い、立ち読みコーナーもありました。
今村紫紅 ― 2026/05/07

「日本画の革命児 今村紫紅」 横浜美術館
明治の末から大正初期に活躍した横浜生まれの画家・今村紫紅(1880-1916)の大回顧展。若くして歴史画において高い技量を示した。琳派、中国の絵や、西欧の印象派などの新しい表現も取り入れて、風景画に強烈な個性を発揮しました。
横浜美術館が、リニューアルのため長く休館していたので、久しぶりに行きました。この画家は知らなかったのですが、横浜美術館は広いので、たっぷり見ることができました。約180点です。35歳の早世の画家なのに、たくさんの絵を残していたのですね。期間によって、展示替えがあるので、見れない絵もあります。まだまだ知られざる画家がいるものです。
河鍋暁斎の世界 ― 2026/05/03

「河鍋暁斎の世界」 サントリー美術館
幕末・明治期に活躍し、今なお国内外で高い人気を博す河鍋暁斎(1831-1889)。浮世絵師・歌川国芳をはじめ、様々な流派に広く学び、独自の画風を確立した。神仏画、妖怪画、動物画、風俗画、戯画など、多岐にわたり、機知に富んだ発想が見られます。
世界一の暁斎コレクター、イギリス在住のイスラエル・ゴールドマン氏の所属作品を展示しています。ゴールドマン氏は今もコレクションを増やし続けているので、日本初出品も多数でした。前に河鍋暁斎展へ行きましたが、確かに初めて見るものが多かったです。前回見たのも、ゴールドマンコレクションだったような気がします。
妖怪画は、日本独自で有名なものもあるし、動物の戯画はユーモラスで面白いです。
平成恋愛展 ― 2026/05/03

「平成恋愛展」 六本木ミュージアム
ガラケーで新着メールを何度も問い合わせしていた恋。
スマホでずっと既読を気にしちゃう恋。
平成のあの頃を思い出す、体験型の展示でした。
平成に高校時代を過ごした人のあるあるや、懐かしい物に触れたり、フォトスポットがあったりします。
平成の期間にはいろいろな変動もあり、ポケベル、ガラケー、スマホと変化していくし、音楽もカセット、MDなど人によって思い出深いものは違うかもしれません。
かくいう私は昭和に高校時代を過ごした人なので、見に来ている多くの人とは違うため、場違い感がすごかったです。更に年上の友人が行きたいと言うからついて行ったから、2人でアウェー。
教室を模した空間で席に座ると、机の中には女友達からの手紙が入っていたりします。当時流行したグッズやアプリ、プリクラなどまだ若い世代も懐かしいものなんでしょう。平成レトロと言う言葉もありますからね。

六本木ミュージアムは、初めて行きました。麻布十番方面から行ったら、坂道を登って行かないとならず疲れました。六本木駅から行った方が良いです。
ロン・ミュエク ― 2026/05/01

「ロン・ミュエク」 森美術館
ロン・ミュエクは1958年オーストラリア出身。現在はイギリスを中心に活動しています。革新的な技法、表現方法を用いて具象彫刻の可能性を押し広げてきた現代美術作家です。主な作品は人間を綿密に観察し、哲学的な思索を重ねて制作する彫刻です。実際の人物よりもはるかに大きく、反対に小さく造られています。肌のしわや髪の毛一本一本まで本物のように作られています。ほくろや透けて見える血管まで、もしも触ることができたら、柔らかいのではないかと思えるほどです。今にも動き出すのではないかと思えるリアルさです。実物を見ていただかないと、なかなか伝わらないかもしれませんが、とても面白い美術展です。今まで現代アートの展示で何度か見たことがあったけど、一度にたくさん見ることができて大満足です。いや日本国内にも数点所蔵されているので、更に他の作品を見てみたいと思いました。

カール・ヴァルザー ― 2026/04/23

「スイス絵画の異才 カール・ヴァルザー」 東京ステーションギャラリー
スイス出身、カール・ヴァルザー(1877-1943)、知られざる画家ですが、近年評価が高まっているそうです。とても繊細に描きこんでいて、きれいな絵が多かったです。
1908年に日本を訪れていて、半年滞在しています。その時に描いた日本の絵も面白かったです。歌舞伎役者や芸妓、舞妓など、花火の絵もありました。

拡大するシュルレアリスム ― 2026/04/22

「拡大するシュルレアリスム」 東京オペラシティアートギャラリー
シュルレアリスム(超現実主義)とは理性によって分断された世界を乗り越え、新しい現実を求めようとする芸術運動。と言ってもわかりにくいですが、リアルな表現ではなく、ありえない世界とか、夢の中のような幻想的な雰囲気野作品が多いです。ルネ・マルグリッド、ジョルジオ・デ・キリコ、サルバドール・ダリなど、私の好きな画家が多いです。



絵画だけでなく、写真やインテリアなど、楽しめる展示でした。
笑い滴る春と夏の日本画名品選 ― 2026/04/20

「笑う滴る春と夏の日本画名品選」 松岡美術館
松岡美術館所蔵の日本画コレクション。季節を楽しみ、自然の草木などの柔らかい雰囲気の日本画が多かったです。
友達から誘われていたのですが、調べたらメインビジュアルの池田焦園の《桜舟》が展示されるのが、後期だったので、それまで待ってもらいました。見に行けて満足です。
迎賓館赤坂離宮 ― 2026/04/19

前から行ってみたかった迎賓館赤坂離宮へ行ってきました。JR四ツ谷駅の近くです。
本館・庭園+和風別館ガイドツアーにしました。和風別館は予約制です。ガイドさんが説明してくれるので、わかりやすいです。総理大臣や外国の大統領、首相、その奥様のエピソードなども聞けます。
和風別館は、一見シンプルですが、とても凝っていて、贅を尽くしています。日本らしい奥ゆかしさがあるけど、外国の人でも過ごしやすい工夫もされています。


本館は、まさにベルサイユ宮殿のようでした。
中の写真は撮影不可なので、下の写真は宣材写真です。シャンデリアが豪華で、美術鑑賞のようです。私の目的も、渡辺省亭が下絵を描いた七宝焼きの装飾です。他にも小磯良平の絵画もありました。
全体的に煌びやかで、外国旅行気分でした。ベルサイユ宮殿に行ったことを思い出しました。敷地も広いので、暑い時期は大変そうです。ちょうど良い季節に行けたと思いました。

ウジェーヌ・ブーダン展 ― 2026/04/17

「ウジェーヌ・ブーダン展 瞬間の美学、光の探求」 SOMPO美術館
印象派の先駆者ウジェーヌ・ブーダン(1824-1898)。空や雲、海景など、瑞々しい色彩と軽快な筆致で描いています。故郷であるフランス北部のノルマンディーを中心に、各地を回って戸外制作を好みました。
ブーダンの絵は何度も見ていますが、ブーダンを中心にした展覧会ははじめて行きました。まとまって見る良い機会でした。
バルビゾン派のような風景画もありました。近くで見ると印象派という感じで、細かくは描いていないけど、少し離れると風景が浮かび上がってきます。やはり海辺の風景が良いです。
ブーダンはまだ若者だったモネと出会い、戸外で絵を描くことを助言していたそうです。その後のモネの活躍を知れば、ブーダンすごい人だなぁと思いました。まさに印象派を導いた巨匠です。
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