ありえないほどうるさいオルゴール店 ― 2024/11/01
「ありえないほどうるさいオルゴール店」 瀧羽 麻子 幻冬舎文庫
北の町の小さなオルゴール店、お客様のためのオリジナルのオルゴールを作ってくれる。心に流れている音楽で作ることもできますと風変わりな店主は言います。耳の聞こえない少年。夢をあきらめたバンドの少女たち、妻が倒れ、途方に暮れる老人など。オルゴールによって、救われたり、ホッとしたりする7編の短編。
1つ目の話を読んだ時は、どういう事か?と思ったのですが、読み進んで行くと、教えていないのに、心の中の音楽が聞こえるらしいです。ささやかな人々の生活の中で、ふと入ったオルゴール店で、不思議な体験をするお話でした。お向かいには、美味しいコーヒーの喫茶店があります。それぞれの人が、特別な音楽を受け取る事ができ、それによってちょっとした変化がありました。激しい展開はないけど、しみじみしました。
岡山の風景印他 ― 2024/11/01
バンクシー展 ― 2024/11/02
「バンクシー展」 GMOデジタル美術館
渋谷にあるGMOデジタル美術館へ、初めて行きました。バンクシーについて、映像をまず見るのですが、その後に、本物のバンクシー作品3点を見る事ができます。
とても小さな美術館です。入場料は300円、予約制でした。
花嫁はどこへ? ― 2024/11/03
「花嫁はどこへ?」 新宿ピカデリー
2001年、とあるインドの村。プールとジャヤ、結婚式を終えた2人の花嫁は、同じ満員電車で花婿の家に向かっていた。同じ赤いベールで顔が隠れていたことから、プールの夫ディーパクが、勘違いしてジャヤを連れ帰ってしまう。置き去りとなってしまったプールは内気で従順、ディーパクに頼りきりだったので、彼の住所もわからない。駅にいた人に助けられ、売店の女主人を手伝うことに。ジャヤの方はディーパクの家で泊めてもらい、謎の行動をしている。
インドは広いから、住所がわからないと、一生そのままになってしまうのではと、心配しました。手を差し伸べてくれる人がいなければ、浮浪者になってしまうかも。駅員さんに相談しても、実家に連絡するのは、拒否。インドならではの価値観がうかがえます。勉強したり、社会進出する女性は、インドでは、少ないし、女性の大変さが伝わってきます。プールも、新しい価値観を手に入れたのではないでしょうか。ジャヤの真意はなかなか明かされず、どうしてディーパクに付いてきたのか、何をしようとしているのか、ミステリアスでした。知的で美しい女性でした。プールは可愛らしいタイプ、とくに声が可憐でした。駅の売店の女主人は、厳しくあたられるけど、本当は情に熱くて、数日一緒にいただけなのに、家族のようでした。ディーパクの友達たちも、一生懸命協力し、多くの人に助けられて、良い結末に向かって行ったと思います。インド映画に多いミュージカル調なところはなくて、約2時間でした。面白かったです。
★★★★☆ 4+
チキン野菜カリー ― 2024/11/04
有楽町イトシア地下“東京カレー屋名店会”のチキン野菜カリーを食べました。前に食べて美味しかったから、野菜たっぷりなんです。マンゴプリンかサラダを選べます。マンゴプリンにしました。エポスカードか、近隣映画館のチケットを見せると、ミニラッシーが付いてきます。
ごはんに半分くらいかけると、こんな感じ。野菜も多いけど、チキンもいっぱい入っています。カレーはマイルドな辛さで、割とサラサラしています。
美味しかったです。
八犬伝 ― 2024/11/05
「八犬伝」 TOHOシネマズ上野
人気戯作者の滝沢馬琴(役所広司)は、友人である絵師・葛飾北斎(内野聖陽)に、構想中の新作に着いて語り始める。8つの珠を持つ「八犬士」が運命に導かれるように集結し、里見家にかけられた呪いと戦う物語だった。その内容に引き込まれた北斎は続きを聴くために、たびたび馬琴のもとを訪れる。即席で描く絵が、馬琴にもイマジネーションを与える。28年かけて、クライマックスを迎えようとしたとき、馬琴の視力が失われつつあり、絶望的な状況に陥る。その時、息子の妻・お路(黒木華)から、意外な申し出を受ける。
「八犬伝」は、滝沢馬琴作だけど、この映画は山田風太郎が原作。滝沢馬琴の事と彼の作った話が、交互に語られていきます。
「八犬伝」は日本の古いファンタジーの世界です。まさにヒーローもので、当時の読者が楽しみに待っていたのだろうなと思います。28年もかかっているとは知らなかったです。壮大な物語なんでしょうが、ダイジェスト版のようにまとめてありました。出演者は豪華でした。水上恒司は、ヒゲやカツラで、わかりませんでした。板垣李光人は、女性より美しかったです。馬琴の妻は寺島しのぶ、息子は磯村勇斗などなど。多くのキャストが、織りなす壮大な物語でした。当時としては、滝沢馬琴は長寿だったと思うので、白内障かなと思いました。この時代は治す方法はなかった事でしょう。同じく長寿の葛飾北斎は大丈夫だったのだろうか。
★★★★☆ 4
スパピザセット ― 2024/11/06
「八犬伝」を観る前は、御徒町の“カプリチョーザ”でスパピザセット。2人分で1つはスパゲッティ、1つはピザでシェアして食べました。サラダも付いています。シーザーサラダにしました。
いちごパフェ ― 2024/11/07
御徒町の“珈琲館”にて、いちごパフェを食べました。アイスも生クリームも、いちごジャム。満足。
ゴンドラ ― 2024/11/08
「ゴンドラ」 シネマカリテ
緑あふれる山の谷間をつなぐ、古い2つゴンドラ(ロープウェイ)。2人の女性乗務員が勤務し、行ったり来たり。1人はまだ新人のよう。すれ違う度に、何かを見せたり、音楽を演奏したり、はたまた停車地でチェスを順番に指したりする。次第に2人は親しくなっていく……。
ほとんどセリフがない映画でした。音楽は賑やかです。舞台はジョージア(旧グルジア)。セリフがないけど、表情で伝わる事が多いので、想像するのが楽しかったです。2人の女性が、工夫を凝らして、相手をびっくりさせたり、楽しませようとしていきます。クスッと笑ってしまう事も多かったです。映像がきれいですし、主役の2人が超美人。子どもたちも可愛かったです。ゴンドラとその近くだけで、こんなに豊かな話ができるのですね。とても気に入りました。
★★★★☆ 4+
豚肉の味噌焼きサラダ ― 2024/11/09
友達と会って“24/7カフェアパートメント”有楽町でごはん。私は豚肉の味噌焼きサラダ。友達は若鶏のスパイシー黒胡椒揚げ。誕生日プレゼントを貰って、楽しみ夕食でした。美味しかったです。
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