華麗なるギャツビー2013/08/09

華麗なるギャツビー
「華麗なるギャツビー」を観てきました。2Dで鑑賞。
証券会社に勤めるニック(トビー・マグワイヤ)の隣にはまるで宮殿のような豪邸があって、若き大富豪ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)主催による豪華絢爛なパーティーが開かれている。招待状を受け取ったニックは、ギャツビーと言葉をかわすようになる。ギャツビーがどんな人物か、パーティーの目的は、ギャツビーの仕事は何か、様々な疑問が浮かぶ中、ギャツビーはニックのいとこのデイジー(キャリー・マリガン)のことで、ニックに頼み事をしてくる。
フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」を映画化したもの。ロバート・レッドフォード主演の映画が有名ですが、私は観たことがなく、どんな話なのかよく知らなかったです。想像していたものと違っていました。狂騒の宴が繰り広げられ、すごいハイテンションで、ちょっと疲れましたが、後半に行くにしたがって、トーンダウンしていきます。想像よりも悲しい話で、運命の女のせいで人生が狂ってしまったような話に感じてしまいました。原作はそうでもないのかもしれないけど。
自分が疲れていたせいか、その煌びやかさぶりがキツいとも感じたのですが、やはりこの映画の見所はそのパーティーの所なんだと思います。人々が飲んで歌って、踊り狂い、紙吹雪が舞い、花火が打ち上げられる、確かにバズ・ラーマンしか撮れないような色合いの美しいビックリする映像でした。オープニングのカメラワークとか、しっとりとした風景のシーンもステキでしたねぇ。でも、話は自分勝手な人たちが映し出されていきます。キャリー・マリガンは可愛らしいけど、そんなにも夢中になってしまうような人なんでしょうか。
「ロミオとジュリエット」もバズ・ラーマン監督で、ディカプリオ主演でしたが、その時とは顔も体も違いますね。

★★★★☆ 4-