藝大コレクション展20192019/05/01


藝大コレクション

「藝大コレクション展 2019」 東京藝術大学美術館
東京藝術大学の前身である東京美術学校の教授だった黒田清輝の作品や、その師匠である上記ポスターのラファエル・コランの《田園恋愛詩》。東京美術学校の開校に先立って芸術資料として収集した作品や、歴代卒業生の作品など、多くのコレクションの中からセレクトして紹介されています。
池大雅の《富士十二景図》は、十二幅のうち九月だけが、長いこと行方不明だったのが、最近発見されて全部の所在が確認されたそうです。その全十二幅を一堂に展示しています。第一期のみなので、こちらは5月6日までです。


美術館へ入る前に“NOM cafe”でホットチャイを飲みました。車で売りに来ているコーヒースタンドです。外に置いてあるテーブルと椅子で飲むことができます。外は気持ち良いです。カップカバーの猫の絵や文字は、手書きのようです。

そういえば猫展というのをやっていたので、そこものぞきました。


「藝大の猫展」 東京藝術大学内藝大アートプラザ
藝大アートプラザは、藝大の学生、教職員、卒業生の作品を中心に展示・販売しているギャラリー・ショップだそうです。
そこの前でコーヒーが飲めるようになっています。

森のガーデンサンド2019/05/01



上野公園内の“PARK SIDE CAFÉ”へ。季節で内容が変わるので、いつも頼みます。チャーシューのようなのがのっているオープンサンド、おいしかったです。

バースデー・ワンダーランド2019/05/02


バースデー・ワンダーランド

「バースデー・ワンダーランド」 丸の内ピカデリー
誕生日の前日、小学生のアカネ(声:松岡茉優)の前に、謎めいた大錬金術師ヒポクラテス(声:市村正親)とその弟子が現れる。自分たちの世界を救ってほしいと必死で訴える2人に無理やり連れて行かれたのは、骨董屋の地下室の扉から繋がるワンダーランドだった。不思議な動物や人が住むそのカラフルな世界は、色が消えてしまう危機に陥っていた……。
本職の声優さんじゃなく、有名俳優が声をあてているけど、この映画では、上手でした。市村正親さんなんか、特に合っていました。
まずは、主人公がどう見ても小学生に見えないのが違和感がありました。大人に近い感じだし、他の人に比較すれば幼いかもしれないけど、中学生か高校生くらに見えました。ランドセルをしょっているから、小学生なのかとわかりました。
風景はきれいでした。特に花畑、色鮮やでした。星空やファンタジー的世界、小さい女の子向きなのかなぁ。
取り立てて悪いとこもなく良い話なんだけど、感動が足りない気がしてしまいました。

★★★☆☆ 3+

巨人 vs. 中日 5回戦2019/05/03



シーズンが始まってから、初の観戦。巨人vs 中日 5回戦です。
中日が先制しましたが、巨人の炭谷の移籍後初ホームランや、岡本のドーム天井直撃打で同点、その後、陽の3ランで逆転。
終わってみれば巨人9-3中日。ゲレーロや坂本も打って、ホームランの多い試合でした。巨人ファンは大喜びの試合でした。
ちよだ鮨でお寿司買って行って、食べました。

六義園へ2019/05/04



母と文京区の六義園(りくぎえん)へ。つつじは、もう終わりかけですが、色は鮮やかでした。
抹茶と和菓子のセットを頼んでひと休み。

六義園は徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が和歌の世界を表現すべく7年の歳月をかけて、完成させた回遊式築山泉水庭園。
ちょうど今読んでいる本に六義園が出てきました。葉室麟の「はだれ雪」です。

もののけ本所深川事件帖 オサキ江戸じまい2019/05/04


オサキ江戸じまい

「もののけ本所深川事件帖 オサき江戸じまい」 高橋 由太・著 宝島文庫
周吉が奉公人として住み込む深川の献残屋「鵙屋」の主人が殺された。下手人として女将のしげ女が自首したという。妖孤・オサキに取り憑かれた“オサキモチ”の周吉は、「オサキモチは家に災いをもたらす」との言い伝えから夫婦の悲劇に自責の念を抱え、好きだったお琴を残したまま江戸を出て行くことを決意。しかしお琴もまた、遺書を残して行方不明に……。
8巻目の最終話。これまでのゆるめの内容と打って変わって、いきなり主要メンバーが殺されてしまい、その疑いが奥さんにかかっているといいます。読む進むと更に驚く内容で、えーどうなってしまうの?と思いましたが、興味深く全部を読み終えました。
全体を通しても、いろいろなパターンがあったし、最後はちゃんとまとめてくれていて、面白く読めました。自分がいたら、その家に不幸がもたらされると信じ込んでいる主人公・周吉。そのため、相思相愛なのに踏み込めない関係でいることが、読んでいる方としてはもどかしいです。
自分なんかが幸せになれるはずがないと思い込んで、一歩踏み出せない現代人もいるかもしれませんね。

パパは奮闘中!2019/05/05


パパは奮闘中!

「パパは奮闘中!」 新宿武蔵野館
ネット通販の倉庫で働き、妻と幼い2人の子どもと暮らすオリヴィエ(ロマン・デュリス)。仕事に追われながらも、家族と幸せに暮らしていると思っていた。しかし、妻が突然姿を消してしまい、子どもの世話と仕事の両立を迫られる。なぜ妻が家を出ていったのか、理由もわからない。母と妹に協力してもらい、妻を捜しに行くがみつからず、妻からハガキが届く……。
子役が2人とも美形でかわいかったです。パパは大変だと思うけど、子どもも苦労していると思います。特に兄は、状況を理解して下の子の面倒をみています。
父の方はどうしてよいか慣れないことに、とまどっていました。妻は精神的に弱いのだと思うけど、一種のノイローゼでしょうか。子どもたちを愛しているのに、疲れきってしまっています。
終始、主人公や周囲の人たちは、早口でしゃべりまくっているし、ほんわかする話でもなく、見ている方も疲れてきました。感動もあるけど、奥さんが急に家出してリアルに大変になっている日々を見たという感じがしました。

★★★☆☆ 3

アベンジャーズ エンドゲーム2019/05/06


アベンジャーズ エンドゲーム

「アベンジャーズ エンドゲーム」 TOHOシネマズ錦糸町楽天地
前作「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」で、宇宙最強の敵サノスに立ち向かうも、ヒーローたちを含めた全人類の半分を一瞬で消し去られてしまうという敗北を喫したアベンジャーズが、残されたメンバーたちで再結集し、サノスを倒して世界や仲間を救うため、史上最大の戦いに挑む……。
始まり方からして、かなりシックな雰囲気。子どもよりも大人が楽しむヒーローものになっていました。前作が、途中な終わり方だったので、気になっていました。
上映時間が約3時間なので、ゴールデンウィーク中に見ようと思っていました。
出演するヒーローが多いこともあって、長い話になってしまいます。それぞれの背景があるし、ちょっと忘れていることを補足したり、昔の映画のシーンが出たりします。出演者は本当に豪華でした。そのわりにはバラバラにならずに、うまいことまとめていて、話を集約していっていました。最終章にふさわしく、盛りだくさんで楽しめました。マーベル作品の昔のから、最後はこうしていこうと予め決めてあるのだろうか。好きな人は、また前の映画とのつながりを確かめたくなるかもしれません。

★★★★☆ 4

アンドリュー・ワイエス展2019/05/07


アンドリュー・ワイエス展

「アンドリュー・ワイエス展」 美術愛住館
アンドリュー・ワイエス(1917-2009)は、アメリカのリアリズム絵画の巨匠。
この展覧会はワイエスの代表作であるオルソン・ハウスシリーズの基となった素描や水彩画を中心にした約40点の展示です。
ワイエス大好きです。オルソン・ハウスの模型もあって面白かったです。


《クリスティーナの世界》の習作


四谷三丁目駅から近いこちらの美術館は開館1周年だそうです。個性的な外観です。新しくてきれいでした。レストランもあるようですが、予約で満席でした。
こちらの美術館も初めて知りましたが、今回のワイエス作品の所蔵先は、埼玉県の朝霞市にある「丸沼芸術の森」というところだそうです。そこにはワイエスの水彩・素描を238点も所蔵しているのだそうです。常に公開しているわけではないようです。こちらの存在も初めて知りました。