小さな恋のうた2019/05/18


小さな恋のうた

「小さな恋のうた」 よみうりホール(試写会)
米軍基地のある沖縄の小さな町で、ボーカルの亮多(佐野勇斗)を中心とした高校生バンドが人気を集めていた。自作の歌を歌いこなし、観客たちを熱狂される実力をもった彼らに、東京進出の話が舞い込み、メンバーは喜びあった。しかし、ある悲劇が起こり、バンドは行く先を見失ってしまう。そこに1曲のデモテープと米軍基地に住む1人の少女が現れ……。
沖縄出身のバンド「MONGOL800」の人気楽曲「小さな恋のうた」をモチーフにしています。
まさに青春映画。初めは佐野勇斗演じる主人公が、熱い男で、うっとうしいくらいでしたが、途中でトーンが変わっていきます。対比させるようになっているのだと思います。わざとミスリードするようなことろもあり、工夫されています。
楽曲がもともと有名な人気曲なので、ノリも良かったです。
粗削りなバンドが、だんだん成長していくような感じもして、バンドもの青春映画の王道かもしれないけど、楽しめました。
バンドメンバーは他に森永悠希(ちはやふるのつくえくん)、眞栄田郷敦(千葉真一の息子で、新田真剣佑の弟)など。バンドを応援してくれるスタジオ・ライブハウスのオーナー役は世良公則でした。

★★★☆☆ 3+


上映後に、森井輝プロデューサー、森永悠希、佐野勇斗、橋本光二郎監督が、サプライズで舞台に登壇しました。