オンネリとアンネリとひみつのさくせん2019/05/30


オンネリとアンネリとひみつのさくせん

「オンネリとアンネリとひみつのさくせん」 YEBISU GARDEN CINEMA
フィンランドの児童文学「オンネリとアンネリ」シリーズの実写映画化第3弾。
オンネリとアンネリの家の前に、身寄りのない孤児たちが暮らす「子どもの家」ができる。高い柵に囲まれたそこは、所長のミンナ・ピンナが子どもたちを厳格なルールで支配する自由のない場所だった。ある日、逃げ出した少年から施設内でのひどい扱いを聞かされたオンネリとアンネリは、子どもたちを助けることを決意。近所の親しい人たちと、ひみつのさくせんを開始する。
同じキャストで演じているのだけど、主人公の2人の女の子はちょっと大きくなってきていて、女っぽいです。かわいい色合いやゆったりした雰囲気は変わらず、子ども向けらしく、絵本のような世界でした。ファッションもかわいいです。水色の外壁の家も、中のインテリアもかわいいです。対照的に新しくできた孤児たちの家は、モノトーンで、何も遊びのないシンプルな作り。孤児たちのファッションは、所長の指示で全身灰色です。気分も沈んでしまいそう。そんな子どもたちを救おうとするお話でした。前作の「オンネリとアンネリのふゆ」に出てきた小さい一族の親子も協力してくれます。魔法がつかえる隣りの姉妹や、警察官夫婦とおなじみのメンバーです。女の子とお母さんで見に来ている人が多いようです。母娘で見るのにちょうど良さそうな映画でした。

★★★☆☆ 3+