あきない世傳金と銀 62019/05/17


あきない世傳金と銀 6

「あきない世傳金と銀 6 本流篇」 髙田 郁・著 ハルキ文庫
大坂天満の互服商「五鈴屋」は、数々の危機を乗り越え、江戸進出に向けて慎重に準備を進めていた。その最中、六代目店主の智蔵が病に倒れてしまう。女房の幸は、智蔵との約束を果たすべく江戸へ……。シリーズ第6弾。
みをつくし料理帖シリーズも、大坂から江戸へ来た女性が主人公だったけど、こちらも同じようになってきました。そして、天災や不況、身内の不幸が次々と襲いかかり、知恵と勇気、心意気で何度も立ち上がっていくストーリーなのかな。
パターンであっても、本当に面白く、次々とページをめくってしまいます。
現代にも通じる考え方だと思うし、当時の状況というのはこうだったのかと勉強になります。