パリの調香師 しあわせの香りを探して2021/01/19


パリの調香師 しあわせの香りを探して

「パリの調香師 しあわせの香りを探して」 ヒューマントラストシネマ有楽町
かつてディオールの香水“シャドール”をはじめ数々の名作を作った天才調香師アンヌ(エマニュエル・ドゥボス)。しかし、4年前、仕事のプレッシャーと忙しさで、突如、嗅覚障害となり、地位も名声も失ってしまう。嗅覚が戻った現在は、エージェントから紹介される地味な仕事だけを引き受け、パリの高級アパルトマンでひっそりと暮らしていた。そんな彼女に運転手として雇われたのは、離婚して娘の親権を奪われそうな上に仕事も失いかけていたギヨーム(グレゴリー・モンテル)。
気難しいアンヌに振り回され、衝突しながらも、協力するようになる。ギヨームと一緒に仕事をこなすうちに、新しい香水を作りたいと再起への思いを強くするアンヌだったが……。
とても上手い映画だったと思います。冒頭からギョームがどういう人か、なんとなくわかってきます。離婚の理由さえ、理解できる気がしてきました。そして、アンヌが登場すると、アンヌも問題ありそうで、気位が、高いのだろうかと、興味を持ちます。どちらもそんなに愛されキャラではないのですが、問題を抱える2人が良いコンビになっていきます。フランスのオシャレなバディ・ムービーのように思えてきました。説明はなくても、この時、どう思っているのか、伝わってきます。お互いに問題を抱えていることもわかってきます。香水の調香のように、違った香りを合わせていくと、良いものができるように、全然タイプの違う、合うとは思えないような2人が、良い調和を生み出していきます。ギョームの娘は、10歳という難しい年頃、ギョームが信頼を勝ち取れるか、難しい局面にいて、映画の中で良い役割をしています。とても楽しめました。調香師って、すごい嗅覚だなぁと思いました。

★★★★☆ 4+

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