SL冬の湿原号2021の消印他 ― 2021/02/01
辛味肉つけそば ― 2021/02/01
映画行く前によく行っているお蕎麦屋さん銀座の“みよた”へ。辛味肉つけそばというのを頼みました。汁が辛くて、食欲をそそります。写真では見えないけど、食べていると、半熟のゆでたまごが入っていて、美味しかったです。
小さいお皿はラー油で、好みで入れるようになっています。
天国にちがいない ― 2021/02/02
「天国にちがいない」 ヒューマントラストシネマ有楽町
エリア・スレイマン監督自身が新作映画の企画を売り込むため、故郷であるイスラエルのナザレからパリ、ニューヨークへと旅に出る。パリではおしゃれな人々やルーブル美術館、ビクトール広場、ノートルダム聖堂などの美しい街並みに見ほれ、ニューヨークでは映画学校やアラブ・フォーラムに登壇者として招かれる。友人である俳優ガエル・ガルシア・ベルナルの紹介で映画会社のプロデューサーと知り合うが、新作映画の企画は断られてしまう……。
2019年・第72回カンヌ国際映画祭で特別賞と国際映画批評家連盟賞を受賞した作品。
エリア・スレイマン監督の道中記という感じでした。パリ、ニューヨークと回りますが、監督はほとんど話しません。タクシーの運転手さんに聞かれて、どこから来たか答えるくらいでしょうか。いろいろと見聞し、時に困った顔をしたり、興味深く見つめていたり、その表情は豊かです。とても、私は面白かったです。監督さんが好きになりました。どの映像も、構図がすっきりしていて、美しいのです。そして、現実と虚構が入り混じっていて、シュールな感じもするけど、皮肉にも思えます。美しい街パリでは、一方ではホームレスがいっぱいいたり、対比しているのだろうか。特にパリでは、人がほとんどいない昼間のシーンなどがいくつかあって、こんな人のいないパリがあるのだろうか。好きな場面がいっぱいあります。鳥がホテルの部屋に迷い込んできて、なついているのは、とっても可愛らしいです。他にもいろいろ語りたいけどネタバレになるで、やめておきます。意味不明なところもあるけど、ユーモアたっぷりで、ニタニタと見ていました。
★★★★☆ 4+
沖縄津嘉山の消印他 ― 2021/02/03
わたしの叔父さん ― 2021/02/04
「わたしの叔父さん」 YEBISU GARDEN CINEMA
デンマーク・ユトランド半島の農場。幼い頃に両親を亡くし、体の不自由な叔父と2人で暮らす27歳の女性クリス(イェデ・スナゴー)は、家業である酪農の仕事を手伝いながら日々を穏やかに淡々と過ごしている。そんな彼女には、獣医になるという夢があった。ある時、教会で出会った青年マイクからデートに誘われたクリス。将来の夢、恋、叔父の身体の心配などに悩む。叔父は、姪の幸せを静かに後押しするが……。
2019年・第32回東京国際映画祭コンペティション部門でグランプリを受賞。
新鋭監督・フラレ・ピーダセンは、小津安二郎監督を師と仰いでいるそうです。実際に叔父と姪である2人が演じていて、叔父の農場で撮影しているそうです。だから、叔父さんは俳優さんではないのかもしれないけど、良い感じです。実際の役者から、脚本が考えているのだと思います。朝起きて、叔父の世話をしながら、朝食、農場の作業をして、夜はゲームをしたり、週に1回はスーパーへ買い出し、同じことが繰り返されているのだけど、なんだか、とても愛おしい気がします。繰り返しの中でも、変化があるし、常に2人で、生活しています。食事のシーンが多いのも楽しいです。つつましいながら、真面目に生活しています。ユーモアも散りばめられていて、叔父さんは甘いものが好きなのか、パンにつけるチョコレート風味のスプレッド、ヌテラが大好きです。クリスはとても働き者で、もくもくと作業しています。自然の美しさも、見どころです。
★★★★☆ 4
虚ろな十字架 ― 2021/02/05
「虚ろな十字架」 東野 圭吾・著 光文社文庫
中原道正・小夜子夫妻は一人娘を殺害した犯人に死刑判決が出た後、離婚した。数年後、今度は小夜子が刺殺されるが、すぐに犯人・町村が出頭する。中原は、死刑を望む小夜子の両親の相談に乗るうち、彼女が犯罪被害者遺族の立場から死刑廃止反対を訴えていたと知る。一方、町村の娘婿である仁科史也は、離婚して町村たちと縁を切るよう母親から迫られていた……。
主に2つの夫婦の話ですが、それだけではないので、初めはちょっと私はゴチャゴチャとしました。でも、だんだん、関りがわかってくると、興味が湧いてきました。ミステリーです。小夜子が殺され、犯人はすぐ自主するけど、その裏に何があったのか、小夜子の元夫が突き止めていきます。全体的に、ちょっと暗い内容でした。何が正解なのかわからないけど、犯罪にはいろいろ理由があると思いました。
ドラマにしてみても、良いと思いました。
最近の朝ごはん ― 2021/02/06
抹茶生クリームあんみつ ― 2021/02/07
ミッドタウン日比谷“林屋新兵衛”にて。ほうじ茶と一緒に。美味しかった。
小村雪岱スタイル ― 2021/02/08
「小村雪岱スタイル 江戸の粋から東京モダンへ」 三井記念美術館
2020年に没後80年を迎えた小村雪岱(こむら・せったい、1887~1940)は、大正~昭和初期の商業美術の世界で時代を先導する足跡を残した「意匠の天才」。東京美術学校で培った日本画の技術を礎に、泉鏡花らが紡いだ言葉を鮮やかに彩る「装幀家」、江戸情緒を白黒の線画で大胆かつ可憐に表現する「小説挿絵画家」、そして役者からの信頼も厚い「舞台美術家」として多彩な活躍を見せた。
装幀本や、肉筆画も多く展示していました。影響を受けていると思われる鈴木春信の浮世絵、親交のあった鏑木清方の絵などもありました。
シンプルな線で描かれていて、モダンな絵でした。女性の絵は、何を見つめている絵が印象的です。月、昆虫、花などをじっと見ていたり、物思いにふけっているのでしょうか。
三井記念美術館は、久しぶりに行きましたけど、とてもおしゃれです。エレベーターやトイレも。この時期は毎年、お雛様の展示が多い気がしましたが、今年は違うのですね。
サンドウィッチランチ ― 2021/02/09
日本橋三越内“ジュリスティールームス”で、サンドウィッチを食べました。
日替りらしく、この日はサーモンサンドウィッチでした。あったかいトマトスープも付いていました。紅茶もおいしかったし、ポットサービスでたっぷり飲めました。今度、デザートやスコーンも食べてみたいです。
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