永遠に 立場茶屋おりき252021/01/29



「永遠に 立場茶屋おりき」  今井 絵美子・著 ハルキ文庫
先代のおりきの孫娘・里実が、縁あって「立場茶屋おりき」の女中見習となった。育ての親の恵心尼は、里美に躾や読み書きばかりではなく女ごの嗜みの大概のことを教え込んでおり、しかも山野草が大好きだという。
一方、板頭・巳之吉も後継者を育てることに余念がない……。
やっと完結しました。長かったけど、終わるのが惜しいような気もします。
女将のおりきが中心とはいて、群像劇のように、いろいろな人間関係が絡み合っています。だから、他の人達がどうなったのか、女将のこれからはどうなるのか、まだ知りたいですが、余韻ある終わりでした。
全体を通してみると、人の縁というのは、意味があることもあり、亡くなった人の導きもあるのかもしれないと思えてきます。縁を大切にしたいと思いました。