エビチリ定食と餃子2019/01/14



千葉駅近く“餃子の王様”で友人とランチ。エビチリ定食と焼き餃子。餃子は2人で分けてます。ジャンボ餃子でした。

石井林響展2019/01/15


石井林響展

「生誕135年 石井林響展」 千葉市美術館
石井林響(本名 毅三郎1884-1930)は、明治大正の時代を駆け抜けた日本画家です。千葉県出身で、東京で橋本雅邦に入門、若くして頭角をあらわし、歴史画から色鮮やかな風景画や田園風俗画へと画風を大きく展開させながら、画壇への刺激や示唆を与え続けたそうです。
この展覧会があるまで知らない画家でした。


             《木華開耶姫》

45歳の若さで急逝しましたが、その才気と気概は、画人たちや房総の人々にも大きな存在感を遺していたそうです。
石井林響の作品の他に、同じ時代の画家や、弟子の作品などが展示されていまました。         

千葉市美術館から、割と近い千葉市郷土博物館も行ってきました。お城の中が博物館になっています。

終わりのむこうへ : 廃墟の美術史2019/01/16


終わりのむこうへ : 廃墟の美術史

「終わりのむこうへ : 廃墟の美術史」 松涛美術館
栄華や文明の痕跡を残しながら崩れ落ちようとする建造物や遺跡。テーマを廃墟にした、様々な絵画でした。
廃墟のある風景という感じのが多かったです。遺跡というのは、そういえば廃墟かなと思いました。
アンリ・ルソー、ポール・デルヴォー、日本の画家もいっぱいありました。昔の絵から、近現代の絵まで、楽しめました。
渋谷や国会議事堂が、廃墟になっている絵もあって、ユニークで良かったです。


ロマンティックロシア2019/01/17


ロマンティックロシア

「国立トレチャコフ美術館所蔵ロマンティックロシア」 Bunkamuraザ・ミュージアム
約20万点の所蔵作品を誇るロシアの国立トレチャコフ美術館のコレクションより、19世紀後半から20世紀初頭のロシアを代表する画家のイワン・クラムスコイ、イワン・シーシキン、イサーク・レヴィタンらの作品72点を展示しています。
季節ごとの絵や、子どもの絵、人物や生活など、テーマごとに区切られていて、見やすかったです。自然の様子が精密に描かれているもんが多く、色合いが明るいのが多かったです。
ポスターになっているのはイワン・クラムスコイ《忘れえぬ女(ひと)》。きれいでした。会期も終わりに近いせいかこの絵のポストカードは売っていませんでした。残念。

愛唄 約束のナクヒト2019/01/18


愛唄 約束のナクヒト

「愛唄 約束のナクヒト」 よみうりホール(試写会)
平凡に生きてきたトオル(横浜流星)は、ある日、病気がみつかり人生のタイムリミットを告げられる。失意の中、元バンドをやっていた旧友・龍也(飯島寛騎)と再会、偶然みつけた詩との出会い、病院で出会った少女・凪(清原果耶)の言葉により、今を全力で生きていこうとする。
「キセキ あの日のソビト」のチームで、「GReeeeN」の楽曲「愛唄」をモチーフにした青春物語。「GReeeeN」が脚本にも参加ししているオリジナルストーリー。
誰でも死ぬことはわかっていてる。その人生をいかに生きるかを考える。イケメン2人は戦隊ヒーロー出身俳優。かっこ良かったです。歌も上手。この映画の中では飯島寛騎と清原果耶が歌っていました。GReeeeNの楽曲は確かに良いのだけど、不治の病と青春で、話の流れは想像通りでした。感動まではなかったかも。
GReeeeNファン、キャストのファンには良いと思います。

★★★☆☆ 3-

浮世絵最強列伝~江戸の名品勢ぞろい~2019/01/19


浮世絵最強列伝

サンタフェ リー・ダークスコレクション 浮世絵最強列伝~江戸の名品勢ぞろい~」展 日本橋髙島屋S.C.本館8階ホール
米国サンタフェ在住のリー・ダークス氏のコレクションです。空軍士官として日本に駐留したのを契機に日本文化に関心を持ち、浮世絵版画の名品を収集してきたそうです。本展覧会では、菱川師宣、喜多川歌麿、東洲斎写楽、葛飾北斎、歌川広重など代表的な浮世絵師の作品を見ることができます。
たくさんあって、見応えありました。


高島屋の“糖朝”で、お粥とマンゴープリンを食べて帰りました。いつもながらおいしいです。

もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ2019/01/20


オサキ鰻大食い合戦へ

「もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ」 高橋 由太・著 宝島文庫
 江戸・本所深川で献上品の売買を行う献残屋の手代・周吉。彼は妖狐のオサキに憑かれたオサキモチ。近頃は放火魔が町を騒がせている。ある日、預かり物の高級掛け軸が燃やされて、店は倒産の危機に。周吉とオサキは百両の賞金を目当てに“鰻の大食い合戦”への出場を決意する。
もののけ本所深川事件帖シリーズ第2弾。
1冊目を読んでから、少し時間があきました。いつも小さくなって懐に入っているオサキは、あまりいうことをきかないペットのようにも感じます。でも、いざとなると頼りになりますし、いつも周吉をからかっているようでも、小さい頃に家族をなくしている周吉にとっても家族のような存在です。オサキがいることで、食べ物を食べてもお腹がいっぱいにならないので、大食い合戦に出るのだが、他の出場者もいろいろ事情を抱えていたり、強敵揃いです。周吉にとっては、江戸へ出てきて、唯一の自分の居場所である店を守りたいので、賞金を自分の為でなく、店のために目指します。果たして結果は、放火魔の正体は?と興味深く読み進めました。
オサキの好物の油揚げがおいしそうです。

もののけ本所深川事件帖 オサキ婚活する2019/01/21


オサキ婚活する

「もののけ本所深川事件帖 オサキ鰻大食い合戦へ」 高橋 由太・著 宝島文庫
本所深川で疱瘡が流行り、痘痕を恐れて、娘たちは江姫が祀られる「疱瘡地蔵」へお参りに行く。同時に地蔵の付近で、婚期を逃した娘ばかりがさらわれる事件が頻発。献残屋(古道具屋)の手代で、妖狐に憑かれるオサキモチの周吉は見廻りに出かけることに。店の一人娘・お琴との関係が進まないなか、店の主人は娘を心配し、お琴のお見合い話が舞い込んでしまった…。
もののけ本所深川事件帖シリーズ第3弾。
前々から周吉は、働いている鵙屋の一人娘・お琴の婿にと望まれていたが、いざ言われてみると、簡単に承諾することができない。お琴のことを思ってはいるのだろうけど、オサキモチであることもあって、うやむやになっています。人からみたら手代から婿になって、店主になるのは、理想的だろうけど、お琴は美しい娘で、周吉のことが好きなのに。まぁ、箱入り娘で奥さんとしてはどうなのかとも思うけど、周吉もいざ他の人とお見合いをしようとすると阻止しようとします。
タイトルからオサキが婚活するのかと思ったら、違っていました。深川の女くらべと誘拐事件みたいな話でした。