バジュランギおじさんと、小さな迷子 ― 2019/01/28

「バジュランギおじさんと、小さな迷子」 ユナイテッド・シネマとしまえん
幼い頃から声が出せない少女シャヒーダー(ハルシャーリー・マルホートラ)は、パキスタンの小さな村からインドのイスラム寺院に願掛けにやってきた。しかし、その帰り道で母親とはぐれてしまい、1人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーが出会ったのは、正直者でお人好しなパワン(サルマーン・カーン)だった。ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者であるパワンは、ハヌマーンの思し召しと、シャヒーダーを預かることにするが、彼女がパキスタンのイスラム教徒だと分かり驚がくする。長い歴史の中で対立するインドとパキスタンゆえに、多くの問題があり、スムーズに少女を国に帰すことが難しい。しかし、パワンは国境を越えて、少女を送ることを決意する。
いかにもインド映画らしく、歌とダンスがあって、上映時間もやや長めの159分。少女がかわいらしくて、セリフがない分、表情が豊かでした。インドで迷子になった少女を家に帰すというシンプルそうな話ながら、壮大な物語になっていきます。後半はロード・ムービー風です。無理やり盛り上げようとする感じもするけど、まんまと泣かされてしまいます。
国や宗教の違いが、日本人からすると、驚くことが多いです。
★★★★☆ 4-
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