グッバイ、ドン・グリーズ!2022/02/20


グッバイ、ドン・グリーズ!

「グッバイ、ドン・グリーズ!」 TOHOシネマズ日比谷
東京から少し離れた田舎町。農家の1人息子で高校1年のロウマ(声:花江夏樹)は東京の高校に進んだトト(梶裕貴)と再会。周囲と上手くなじめない2人は、秘密基地を作って、チーム“ドン・グリーズ”を結成。この夏は日本生まれでアイスランド育ちの少年ドロップ(村瀬歩)も加わっていた。花火大会の日に山火事が起こり、犯人に仕立てあげられそうになったロウマたちは、無実の罪であることを証明するため、その証拠となる空の彼方へ消えたドローンを探しに行くことになる。
面白かったけど、ところどころ、もっと説明があった方が良い気もしました。あえて細かく説明していないようでしたが。トトが憧れていた先輩の話や、ドロップの家族とか。
風景は美しかったし、人物もかわいい絵でした。ドロップは外人みたいなビジュアルだけど、佐久間雫と言う日本人でした。だからドロップか。サクマだし、雫だし。動きにスピードあるアニメでした。まだ子どもっぽいところもあるけど、大人になりかかっている少年たちのひと夏のアドベンチャー。それは一生忘れない宝物になるのです。思い返せば一つ一つが、大切な瞬間なんですね。

★★★★☆ 4-

バレンタインチョコ2022/02/21



バレンタインから早一週間ですが、友チョコをもらっていました。下のはお煎餅にチョコとアーモンド、カシューナッツがのっているもの。特にクルミが好きですが、ナッツ類好きです。どちらも美味しかったです。

スパゲティーグラタン2022/02/22



“コロラド”小岩南口店にて、スパゲティーグラタンを食べました。コロラドへ行くと、トースト系を頼む事が多いけど、前に行った時、これを頼む人が、結果いたから、今度食べてみようと思ってました。


こんな感じで、ナポリタンが下に入ってます。美味しかったです。



昔ながらの喫茶店、良いでね。

白いトリュフの宿る森2022/02/23


白いトリュフの宿る森

「白いトリュフの宿る森」 Bunkamuraル・シネマ
北イタリアの森で白トリュフを採取する老人たちを捉えたドキュメンタリー。世界で最も希少で高価な食材とされるアルバ産白トリュフ。その名産地である北イタリアのピエモンテ州では、夜になると森に白トリュフを探しにやって来る、まるで妖精のような老人たちがいるという。様々な危険が潜む森の奥深く、彼らは犬とともに、伝統的な方法で白トリュフを探し出す。そして彼らはその場所を、家族や友人にさえも決して明かさない。写真家のマイケル・ドウェック監督は3年間にわたって彼らの生活に入り込み、信頼関係を築いたうえで貴重な撮影に成功。大地に寄り添い、時の流れが止まったかのような純粋で美しい暮らしを映し出す。
原題は“The Truffle Hunters”、何人かのトリュフハンターの生活の様子を撮っています。多くはご年配の方々、犬との生活がとても濃厚でした。ドキュメンタリーなのかもしれないけど、構図とか音楽とか凝っていて、演出もあるのかもしれません。犬の目線カメラシーンがあったのだけど、すごいスピードで山を駆けていくから、酔いそうでした。犬にはこう見えているのか。
静かな映画なので、途中眠くなってしまいましたけど、おじいちゃんたちがかわいいです。見つける楽しみもあって、いつまでたっても宝探しをしているようです。高級な白トリュフ、価格交渉したりしていますが、末端になると、すごい高くなっていくのだと思います。トリュフを求めて、イタリアやフランスだと思うけど、美食の国を感じました。トリュフは豚が探すイメージでしたけど、この映画は犬ばかりでした。

★★★☆☆ 3+

秘密2022/02/24


秘密

「秘密」 東野 圭吾・著 文春文庫
妻・直子と小学5年生の娘・藻奈美を乗せたバスが崖から転落。妻の葬儀の夜、意識を取り戻した娘の体に宿っていたのは、死んだはずの妻だった。その日から杉田家の切なく奇妙な“秘密”の生活が始まった。
映画「秘密」の原作であり、19998年出版。
ちょっと前の小説ですが、読んだ事がなかったし、映画も観ていませんでした。東野圭吾の小説の中では代表作でしょうか。勝手な期待が大きかったのですが、夫から見た妻の心を持った娘に嫉妬に苦しんで、読んでいても辛い気がしました。最後の展開も、えっ、そうなの?と驚きとともに、モヤモヤする気持ちになりました。もっとほっこりする話の方が良かったかなぁ。
ハッピーエンドといえばそうなのかもしれないですが。

ウエスト・サイド・ストーリー2022/02/25


ウエスト・サイド・ストーリー

「ウエスト・サイド・ストーリー」  TOHOシネマズ日比谷
1961年にも映画化された名作ブロードウェイミュージカル「ウエスト・サイド物語」をスティーブン・スピルバーグ監督が再び映画化。1950年代のニューヨーク。マンハッタンのウエスト・サイドには、夢や成功を求めて世界中から多くの移民が集まっていた。社会の分断の中で差別や貧困に直面した若者たちは同胞の仲間と集団をつくり、各グループは対立しあう。特にポーランド系移民の「ジェッツ」とプエルトリコ系移民の「シャークス」は激しく敵対していた。そんな中、ジェッツの元リーダーであるトニー(アンセル・エルゴート)は、シャークスのリーダーの妹マリア(レイチェル・ゼグラー)と運命的な恋に落ちる。ふたりの禁断の愛は、多くの人々の運命を変えていく。
シェイクスピアの「ロミオとジュリエット」がベースになっていたはず、シェイクスピアって、今でも語り継がれるストーリーですね。
昔のはテレビで見たけど、今作も基本的には同じ流れでした。時代背景も、音楽も。ダンスはスピードとか振付は違うのかもしれないです。冒頭シーンから、ワクワクします。バーンスタインの音楽は色褪せないです。
歌もダンスもかっこ良かったです。昔の「ウエストサイド物語」を観ていない人は、また新鮮な驚きがあるでしょう。
アンセル・エルゴートは「ベイビー・ドライバー」が好きですが、結構背が高いのですね。マリア役の新星レイチェル・ゼグラーは、きれいな歌声でした。

★★★★☆ 4

“銀の塔”のグラタン2022/02/27



友達の誕生日を祝う為に一緒に食事。友達のリクエストで、東銀座の“銀の塔”へ行きました。この店はビーフシチューが有名ですが、前に行った時に、今度グラタンを食べてみたいと思っていたのです。両方セットもあります。友達はシチュー&グラタンセットにしました。グラタンは、濃厚で美味しかったです。椎茸とエビがいっぱい入っていて、和風なグラタンでした。なんか茶碗蒸しの具みたいだな。上が粉チーズかな、パリパリとしていました。


予約した方にはデザートが付くと言っていました。オレンジシャーベットでした。

御徒の女2022/02/28



「御徒の女」 中島 要・著 実業之日本社文庫
江戸後期、下級武士の娘として生まれた栄津の半生。隣家の長男に想いを寄せていたが、兄の命令で、顔も知らない國木田家に嫁ぐ。厳しい姑の指導のもと、家事や子育てに励む。流行り病や、大地震、波乱の時代を生きる。
17歳から、数年おきに描かれていて、その間におきた事は、省略されていたりします。裕福ではないので、畑で作物を作ったり、生活を切り詰めて暮らしています。小さい頃から忠義者の下男に大切にされて育ち、口うるさい姑も、悪い人ではないです。出会う人々に支えられ、逆に助けたりと関わりがとても良い人情話でした。面白かったです。江戸が終わり、武士じゃなくなる時にどうするか、江戸が東京に変わった頃の状況が、わかります。