しゃぼん玉2017/04/01

しゃぼん玉
「しゃぼん玉」 シネスイッチ銀座
通り魔や強盗傷害を繰り返した青年(林遣都)は、逃亡した宮崎の山村で、老婆のスマ(市原悦子)と出会う。スマを助けたことで、彼女の家にお世話になるようになる。お金を盗んで逃げるつもりだったが、スマや村人たちに接することで、居心地も良くなってくる。しかし、あることがきっかけで、自分の犯した罪を悔いるようになる…。
市原悦子さんがかわいらしいおばあちゃんでした。出てくる田舎の料理が、素朴でおいしそうでした。
愛情のこもったおにぎりを食べているうちに人は再生できるのかしらと思いました。おにぎりが何度も出てくる映画でした。結構、大きいおにぎりだったなぁ。
近所の人たちは、孫が遊びに来ていると勘違いしていて、こんなおばあちゃんがいたら良いですよね。他にも綿引勝彦さんが演じる知り合いのおじいちゃんが、いろいろ教えてくれるのです。反発しながらも、良い教えを受けていました。このままここで暮らしていけたらと思うかもしれませんが、果たして…。

★★★☆☆ 3+

日替り定食2017/04/02

休日出勤でした。ランチに中華料理屋へ。キクラゲと卵の炒めものとカニとブロッコリーのあんかけ。

北海道新幹線消印他2017/04/02



北海道新幹線開業1周年消印の小型印


静岡南郵便局の風景印、登呂遺跡


京都の山崎郵便局風景印

大きな枝が折れる時2017/04/03

大きな枝が折れる時
「大きな枝が折れる時」 ジョナサン・ケラーマン・著 扶桑社文庫
ロスアンジェルス郊外のアパートで、精神科医と女が惨殺された。不審な人物を目撃したはずの少女は怯えて証言しようとしない。
33歳にして小児専門の精神医をリタイアしているアレックス・デラウェアのもとに、親友の刑事マイロから少女から話を聞きだしてほしいという依頼がくる。アレックスとマイロが探ると、殺された男に関連して、周囲の人々の驚くべき真相が浮かび上がってくる…。
著者ジョナサン・ケラーマンのデビュー作にして、シリーズ物の1作目となる本です。登場人物が多くて、かなり複雑なのですが、次々と真相が暴かれていき、退屈するヒマもなく、話が進んでいきます。犯人グループが多すぎて、どれがどれだかよくわからなくなってしまったけど、アレックスとマイロに魅力があって、面白かったです。

ダッチクランブル2017/04/04

東急プラザ銀座 にあるアップルパイ専門店“GRANNY SMITH APPLE PIE & COFFEE”へ。ダッチクランブルというのを食べました。リンゴの堅さと甘さが絶妙で美味しかった。いつも混んでいるのですが、この日はすいていました。残業して疲れてしまって、甘い物が食べたくなりました。また食べたいです。今まで食べたアップルパイの中でも一番おいしいかも。リンゴとシナモンって、相性良いですよね。他にも種類があるし、持ち帰りもできます。

パッセンジャー2017/04/05

パッセンジャー
「パッセンジャー」 TOHOシネマズ日劇
乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジム(クリス・プラット)と作家のオーロラ(ジェニファー・ローレンス)だけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。それは生涯を宇宙船の中で終えてしまうということ、絶望的な状況下で、2人は惹かれ合っていくのだが…。
かっこいい男と美しい女性だから、映画がとして見応えがあるのかもしれないけど、結構面白かったです。SFにラブロマンスを織り交ぜた感じでした。未来は冬眠できるけど、寿命はそんなに延びてないのかなとか思ったりしました。アンドロイドやロボットなど、便利な未来を想像できます。
話の伏線かと想像していたところが、何もなかったです。もっと、いろいろ話を膨らませられそうな気がしました。当然だけど登場人物は少なかったです。
監督は「イミテーション・ゲーム」のモルテン・ティルドゥム。「イミテーション・ゲーム」とは違うタイプの映画でした。

★★★★☆ 4-

エリンバリハイランド2017/04/06

珈琲専門店“三十間(サンジッケン)”のコーヒーが、香りが良くておいしかった。お値段は高めですけど、小さ目ポットに入ってきて、2杯くらい飲めます。コーヒーの名前はよくわかっていませんが、パプアニューギニアのエリンバリハイランドというのを飲んでみました。説明によると「花のような香りとスムーズで甘味のある口当たり。ココアのような後味。」だそうです。確かに甘味があって、芳醇な香り。店内も落ち着いた雰囲気でほっこりできます。

はじまりへの旅2017/04/07

はじまりへの旅
「はじまりへの旅」 ヒューマントラストシネマ有楽町
現代社会から切り離されたアメリカ北西部の森で、独自の教育方針に基づいて6人の子どもを育てる父親ベン(ヴィゴ・モーテンセン)。父の厳しい指導により、体力もついて優秀に育っている。18歳の長男は名門大学を受験して、合格通知を受け取った。ベンの妻で子どもたちの母親が亡くなったことを知り、葬儀に出席することと、妻(母)の願いを叶えるために、2400キロ離れたニューメキシコを目指す…。
学校へ行っていなくても、語学も堪能だし、知識も豊富。大自然の中でも、外敵に襲われても生きていくすべを身につけている子どもたち。でも普通とは違う生活、そもそも普通の生活を体験したり、友人と触れ合ったこともないのだ。現実にこんな親に育てられたら、間違っていると思わるかもしれません。義父とぶつかったりして、ベンも悩みますが、子どもたちは、どう判断するか。実際にどちらが良いのかとは答えられまないけど、家族で切磋琢磨し、強くつながりあっているのは、素敵でした。映画を見る方は、この家族の生活ぶりを眺めているのは、面白い体験でした。子どもはかわいいし、ヴィゴ・モーテンセンはかっこよかったです。

★★★★☆ 4

ムーンライト2017/04/09

ムーンライト
「ムーンライト」 TOHOシネマズシャンテ
マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では“チビ”と呼ばれていじめられ、母親は麻薬常習者。そんな彼に優しく接してくれるのは、フアン夫妻と、唯一仲良くしてくれる友達のケヴィン。特にケヴィンには特別な感情を持っていた…。
シャロンという1人の人物を、成長に合わせて3人が演じています。少年、ティーンエイジャー、大人というように、彼の変化していく様が見ものです。姿は変わっても、純粋さは変わらずに持ち続けているのです。今までに見たことないタイプの映画かもしれません。説明は少ないけど、多くの感情が伝わってきました。カメラワークも斬新で、人物の周囲をグルグルと回ったりします。ケヴィンが大人になって働いている店がいかにもアメリカらしくて良かったです。木のテーブルやカウンター、窓にかかる赤と白のカーテン、ジュークボックスがある街のレストラン。アメリカならどこにでもありそうだけど、おしゃれに見えました。料理の黒いのは何だろうと思いました。

★★★★☆ 4+