LION ライオン 25年目のただいま2017/03/25

LION ライオン 25年目のただいま
「LION ライオン 25年目のただいま」 よみうりホール(試写会)
1986年、インドで暮らす5歳の少年サルー(サニー・パワール)は、兄(アビシェーク・バラト)と仕事を探しにでかけた先で停車中の電車で眠り込んでしまい、家から遠く離れた大都市カルカッタまで来てしまう。そのまま迷子になったサルーは、やがて養子に出されオーストラリアで成長。25年後、成長したサルー(デヴ・パテル)は、友人の家に遊びに行った時、思い出の菓子を見て心が揺れ動かされる。友人のひとりから、Google Earthを使って、故郷を探すことが可能かもしれないと教えら、おぼろげな記憶とGoogle Earthを頼りに、本当の母や兄が暮らす故郷を探しはじめる。
“25年目のただいま”が示す通り、内容は想像できるし、だいたい大きい流れは想像通りでした。でも、本当の家族を探すことには、葛藤があり、育ての親を裏切るような気持ちを抱いたり、思い悩んだことがあったこと知りました。
養子を受け入れた両親が、サルーだけじゃなく、他にも男の子をひきとっていたことも。実話を基にしているので、それほど都合よく進まないものです。いくらGoogle Earthがあっても、そう簡単にみつかるものでもないですし、経緯を知ることができました。少年時代のサルーがとても可愛らしくて、いきなりむさ苦しいおっさんになってしまった気もしました(すまん、デヴ・パデル)。「スラムドッグ$ミリオネラ」や「マリーゴールドホテルで会いましょう」のデヴ・パデルが演じるのはわかってはいたけど、あのかわいい少年をずっと見ていたい気持ちは、みんなあるのじゃないかな。はぐれてしまうお兄さんもすごく良かったです。この兄弟を演じた2人は、映画初出演で、演技経験もないようですが、上手過ぎます。次回はデミ・ムーア主演の「Love Sonia」に、2人とも出演するそうです。
タイトルの“ライオン”の方ですが、これは映画を見れば、最後にわかるようになっています。

★★★★☆ 4-

コメント

トラックバック

_ 象のロケット - 2017/03/27 14:33

1986年、インド。 5歳の少年サルーは迷子になって孤児院へ送られ、はるばるオーストラリアへ養子に出された。 …2008年、メルボルンの学校でインド出身の学生たちと親しくなったサルーは、インドの家族に逢いたくてたまらなくなってしまう。 僅かな手掛かりを頼りに、Google Earthで故郷を探す“地図の旅”が始まった…。 実話から生まれたヒューマンドラマ。 ≪迷った距離1万キロ。 探した時間25年。 道案内はGoogle Earth≫

_ 日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~ - 2017/04/09 00:46




主人公サルー(写真)は、片親の母を支えようとする兄をサポートし、街で稼ごうとする日々。
そんなある日、兄に指示され隠れていた回送列車で待つうちに寝入ってしまい、何日もアテのない旅に…

最後に着いたのは大都市 カルカッタ。
路上生活者として、子供のグループに入るものの、警察に連行され孤児院に。
しばらく過ごし...

_ 映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ~ - 2017/04/09 09:10

評価:★★★★【4点】(11)


前情報完全シャットアウト(予告編すら観ない)で行ってきた。

_ ★yukarinの映画鑑賞ぷらす日記★ - 2017/04/10 18:24

【LION】 2017/04/07公開 オーストラリア 119分監督:ガース・デイヴィス出演:デヴ・パテル、サニー・パワール、ルーニー・マーラ、デヴィッド・ウェンハム、ニコール・キッドマン、アビシェーク・バラト、ディヴィアン・ラドワ、プリヤンカ・ボース、ディープティ・ナヴ...

_ 我想一個人映画美的女人blog - 2017/04/11 00:09



やっぱり涙なしに観られなかった実話。
後半からエンドロールまで泣いてしまった〜
5歳で迷子になり、オーストラリア人夫婦の養子として育てられたインドの少年が、
大人になってGoogle Earthを駆使して生家を見つけ出し、25年の時を経て実の家族との再会を果たした奇跡の実話の映画化
今年のアカデミー賞で作品賞、助演男優賞、助演女優賞他、6部門でノミネート。


5歳のサルーを演じるのは、なんと映画初出演のサニー・パワールくん。
先日のレッドカーペットにも現れて生で見れたけど、めちゃ...

_ 日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~ - 2017/04/11 07:15




主人公サルー(写真)は、片親の母を支えようとする兄をサポートし、街で稼ごうとする日々。
そんなある日、兄に指示され隠れていた回送列車で待つうちに寝入ってしまい、何日もアテのない旅に…

最後に着いたのは大都市 カルカッタ。
路上生活者として、子供のグループに入るものの、警察に連行され孤児院に。
しばらく過ごし...

_ パピとママ映画のblog - 2017/04/12 20:28

『英国王のスピーチ』などのプロデューサー、イアン・カニングが製作に名を連ねた実録ドラマ。幼少時にインドで迷子になり、オーストラリアで育った青年が Google Earth を頼りに自分の家を捜す姿を追う。メガホンを取るのは、テレビシリーズや短編などを手掛けてきたガース・デイヴィス。『スラムドッグ$ミリオネア』などのデヴ・パテル、『ドラゴン・タトゥーの女』などのルーニー・マーラ、名女優のニコール・キッドマンらが顔をそろえる。

<感想>実話を基にした映画は数多く制作され、そんな「ありえない実話」の傑作映画と...

_ 我想一個人映画美的女人blog - 2017/04/13 13:13



やっぱり涙なしに観られなかった実話。
後半からエンドロールまで泣いてしまった〜
5歳で迷子になり、オーストラリア人夫婦の養子として育てられたインドの少年が、
大人になってGoogle Earthを駆使して生家を見つけ出し、25年の時を経て実の家族との再会を果たした奇跡の実話の映画化
今年のアカデミー賞で作品賞、助演男優賞、助演女優賞他、6部門でノミネート。


5歳のサルーを演じるのは、なんと映画初出演のサニー・パワールくん。
先日のレッドカーペットにも現れて生で見れたけど、めちゃ...

_ ノルウェー暮らし・イン・原宿 - 2017/04/15 22:01

予告編から毎回涙ぐんでしまう映画。
映画もサルーの幼い無垢な瞳に完全にノックアウトされ、冒頭からなんだか泣けて・・・・・・

_ to Heart - 2017/04/17 22:41


原題 LION
製作国 オーストラリア
上映時間 119分
原作 サルー・ブライアリー『25年目の「ただいま」』(静山社刊)
脚本 ルーク・デイヴィス
監督 ガース・デイヴィス
出演 デヴ・パテル/サニー・パワール/ルーニー・マーラ/デヴィッド・ウェンハム/ニコール・キッドマ...

_ みはいる・BのB - 2017/04/22 18:07




☆☆☆☆- (10段階評価で 8)
4月14日(金) 109シネマズHAT神戸 シアター4にて 15:40の回を鑑賞。

_ ここなつ映画レビュー - 2017/04/24 23:22

感動作に涙したくて鑑賞。実話を元にした内容だという。ストーリーをネタバレしてしまうと、5歳の時のある夜、兄を待つ間に暖を取るために乗った停止中の回送列車が寝ている間に動き出してしまい、遥か彼方に離れたカルカッタまで運ばれて、たった一人になってしまったインド人の少年が、その後ストリート、孤児院と流され、オーストラリアの養子先で大学生となる。だが、どうしても自分の出身地、家族の行方を知りたくて、当時の列車の速度から計算式を立て、グーグルアースで出身地探しをするというお話。間違いなく感動作である。だが、自分でも意外なことに、本作鑑賞中には私は泣けなかった。いやもちろん、泣ける作品が良い作品だと...

_ 映画的・絵画的・音楽的 - 2017/04/26 06:04

 『LION/ライオン 25年目のただいま』を渋谷シネパレスで見ました。

(1)アカデミー賞の6部門にノミネートされた作品ということで、映画館に行ってきました。

 本作(注1)の冒頭の舞台は、インド中西部の田舎町。
 映画は、空から地上を俯瞰する画面が続きます。カ...

_ 或る日の出来事 - 2017/04/28 06:22

Google、株、上げたな!?

_ ペバーミントの魔術師 - 2017/05/11 13:32

5歳の子供が夜中になんかの仕事をしようと思ってもそりゃ起きてらんないわな。なんでもお兄ちゃんの後を追っかけて同じようにやろうとおもってもやっぱり幼児。勝手に忍び込んで、 ...