アサシン クリード2017/03/14

アサシン クリード
「アサシン クリード」 TOHOシネマズ日劇
死刑囚カラム・リンチ(マイケル・ファスベンダー)は、目覚めると研究所にいて、アニムスという装置を使い、祖先の記憶を甦らせられる。
カラムはルネサンス期のスペインでテンプル騎士団に立ち向かう伝説のアサシン教団アギラール(マイケル・ファスベンダー2役)の子孫だった。禁じられた秘宝“エデンの果実”のありかを知る歴史上最後の人物。カラムは自分の遺伝子に隠された人類の歴史を変える秘密を知る。
スピード感あふれるダイナミックなアクションの連続でした。特に空撮が多くて、空から昔のスペインの街並を見るのが爽快でした。あと、高い所からダイブするシーンも、見どころです。身体ひとつで、建物に登ったりするパルクールがいっぱい見れます。
マイケル・ファスベンダーは、かっこ良かったです。アサシン教団の服装がおしゃれでした。フードをかぶって、裾の長い服で、それが体の動きに合わせてなびきます。
出演者も豪華でした。エデンの果実のありかを探すため研究しているのがジェレミー・アイアンズとマリオン・コティヤール親娘。シャーロット・ランプリングも出ていました。アギラールと一緒に戦う女性アサシンをアリアンヌ・ラベッドが演じていて、これまたかっこ良かったです。
テンプル騎士団とアサシン教団の争いや、エデンの果実がいったいどういうものかなどは、あんまりよくわからなかったですが、15世紀のスペインの様子など、絵画のようで、歴史絵巻を見ているようでした。
謎解きってほどじゃないけど、エデンの果実が今はどこにあるのかをめぐって、「インフェルノ」みたいな感じもしました。でも、結構あっさりと手に入ったように見えました。先祖の追体験とか、それが他の人にも見えるというのもありえないし、映画ならではかなと思いました。

★★★☆☆ 3+