教授のおかしな妄想殺人 ― 2016/06/05
「教授のおかしな妄想殺人」 新宿明治安田生命ホール(試写会)
アメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科の教授エイブ(ホアキン・フェニックス)は、人生の意味を見失い、孤独で無気力な暗闇に陥っていた。同僚の女性教諭と仲良くなったり、優秀な女子大生ジル(エマ・ストーン)と親しく話すようになるが、教授の心は晴れない。ある日、悪徳判事の噂を耳にしたエイブは、完全犯罪を妄想する。目的を見出したことで、エイブは活力を取り戻し、人が変わったように元気になるのだが…。
ウディ・アレン監督。前作「マジック・イン・ムーンライト」でもヒロインを演じたエマ・ストーンが、教授に恋する役で、こんな女子生徒から誘われたら、断れないくらいのかわいらしさ。
しかし、思わぬ方向へ事態は転がっていくのだ。前半は暗いホアキン・フェニックスと、難しい哲学の授業の様子が多いので、退屈だったけど、奇抜な展開で、思わず笑っちゃった。それが伏線だったのかと見事なオチもあった。ちょっとブラックな話だったから、好みは分かれるのかも。ホアキン・フェニックスが太っていたけど、役作りなんだろうか。
★★★★☆ 4
アメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科の教授エイブ(ホアキン・フェニックス)は、人生の意味を見失い、孤独で無気力な暗闇に陥っていた。同僚の女性教諭と仲良くなったり、優秀な女子大生ジル(エマ・ストーン)と親しく話すようになるが、教授の心は晴れない。ある日、悪徳判事の噂を耳にしたエイブは、完全犯罪を妄想する。目的を見出したことで、エイブは活力を取り戻し、人が変わったように元気になるのだが…。
ウディ・アレン監督。前作「マジック・イン・ムーンライト」でもヒロインを演じたエマ・ストーンが、教授に恋する役で、こんな女子生徒から誘われたら、断れないくらいのかわいらしさ。
しかし、思わぬ方向へ事態は転がっていくのだ。前半は暗いホアキン・フェニックスと、難しい哲学の授業の様子が多いので、退屈だったけど、奇抜な展開で、思わず笑っちゃった。それが伏線だったのかと見事なオチもあった。ちょっとブラックな話だったから、好みは分かれるのかも。ホアキン・フェニックスが太っていたけど、役作りなんだろうか。
★★★★☆ 4
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_ ここなつ映画レビュー - 2016/07/06 12:56
ウディ・アレンにしてはフツーな作品だった。極めて普通。公開終了間際に慌てて観に行かなくても良かったかも、と思う位。もちろん面白かったけどね、それなりに。スノッブさも毒も自嘲もそこそこに盛り込まれ。でも、みんな比較的ちょびっとずつで、うわっ!これはアカン!というような、いつものしてやられた感は無かった。この作品といくばくかの自身の体験から判った(=更に確信した)ことは…※哲学者には変わり者が多い※この世で一番不遜な人間は少しだけ綺麗目の女子大生である※若い時に出会う真面目で誠実な男ほどつまらないものはない(これはある相応の年齢になると劇的に変わるのが常)※人の口に戸は立てられない※偶然だと...
_ 象のロケット - 2016/07/07 18:06
アメリカ東部の大学に赴任してきた哲学科教授エイブは、人生の意味を見失い無気力になっていた。 同僚の女性教員リタや教え子の女学生ジルが言い寄ってきても、全くその気になれない。 ある日、悪徳判事の噂を耳にした彼は、自らの手でその判事を殺す完全犯罪を計画し始める。 すると、その目的が見つかった途端、身も心も絶好調に…。 ブラック・コメディ。
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