藍の糸 着物始末暦2 ― 2016/06/29
「藍の糸 着物始末暦2」 中島 要・著 ハルキ文庫
着物の染み抜き、洗いや染めとなんでもこなす着物の始末屋・余一。呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は余一の腕前を認めつつも、どうにも気に入らない。余一に想いを寄せる一膳飯屋の娘・お糸にちょっかいを出そうとするが…。
シリーズ2冊目。周囲で起こる問題を、着物を通して解決していく話で、飯屋の前に置き去りにされた赤ん坊の着物から、どこの赤ん坊が推理していったり、真摯に仕事(着物)に向き合っている余一の心意気が伝わってきます。どの話も最後はみごとに落ち着いて、読後感は爽やかです。
着物の染み抜き、洗いや染めとなんでもこなす着物の始末屋・余一。呉服太物問屋の若旦那・綾太郎は余一の腕前を認めつつも、どうにも気に入らない。余一に想いを寄せる一膳飯屋の娘・お糸にちょっかいを出そうとするが…。
シリーズ2冊目。周囲で起こる問題を、着物を通して解決していく話で、飯屋の前に置き去りにされた赤ん坊の着物から、どこの赤ん坊が推理していったり、真摯に仕事(着物)に向き合っている余一の心意気が伝わってきます。どの話も最後はみごとに落ち着いて、読後感は爽やかです。
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