マスカレード・ホテル ― 2016/06/12
「マスカレード・ホテル」 東野 圭吾・著 集英社文庫
都内で起きた連続殺人事件。残された暗号から次の犯行現場が一流ホテル・コルテシア東京になることが解読された。警察は刑事たちをホテルに潜入させることを決めた。刑事の新田は不本意ながらフロント係を命じられ、優秀な女性フロントクラークの山岸尚美に、鍛えられる。お客様からすれば、刑事ということはわからないので、一流ホテルでの対応を身に付けてもらわないとならない。ホテルには様々な事情を持った人が訪れるが、容疑者も目的も不明なまま、新田と山岸はぶつかり合いながらも、次第に協力して真相に迫る。
刑事たちはハウスキーピングの係やベルボーイ、客のふり等で、潜入しているのだが、中でもフロント係はホテルの顔でもあり、失礼な態度は許されないし、身だしなみやおじぎの仕方も教育される。反発しあっている二人だが、互いのプロ意識を認め合うようになっていく過程が面白かった。一流ホテルのあり方は、大変だと思った。映画というよりは2時間ドラマにちょうど良さそうな話。
都内で起きた連続殺人事件。残された暗号から次の犯行現場が一流ホテル・コルテシア東京になることが解読された。警察は刑事たちをホテルに潜入させることを決めた。刑事の新田は不本意ながらフロント係を命じられ、優秀な女性フロントクラークの山岸尚美に、鍛えられる。お客様からすれば、刑事ということはわからないので、一流ホテルでの対応を身に付けてもらわないとならない。ホテルには様々な事情を持った人が訪れるが、容疑者も目的も不明なまま、新田と山岸はぶつかり合いながらも、次第に協力して真相に迫る。
刑事たちはハウスキーピングの係やベルボーイ、客のふり等で、潜入しているのだが、中でもフロント係はホテルの顔でもあり、失礼な態度は許されないし、身だしなみやおじぎの仕方も教育される。反発しあっている二人だが、互いのプロ意識を認め合うようになっていく過程が面白かった。一流ホテルのあり方は、大変だと思った。映画というよりは2時間ドラマにちょうど良さそうな話。
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