バルフィ!人生に唄えば2014/08/30

バルフィ!人生に唄えば
「バルフィ!人生に唄えば」 TOHOシネマズシャンテ
聴覚に障害をもつ青年バルフィ(ランビール・カプール)は、身振り手振りで豊かな感情表現をするひょうきん者。資産家男性と婚約中のシュルティ(イリアナ・デクルーズ)と出会い、彼女の美しさに一目で恋に落ち、猛アタック!いつしかシュルティもバルフィのことが気になるようになる。一方バルフィと幼なじみのジルミル(プリヤンカー・チョープラー)は、自閉症で、人と接することが苦手で、心を閉ざしている。施設を出て家に帰ったことで、バルフィと再会する…。
151分で長いんです。でも長いゆえに、複雑な脚本で、深みのある話になっています。バルフィは歌ったりはしないんだけど、インド映画らしく、歌と踊りが取り入れられています。軽快な音楽にのっての逃走劇などは、往年の映画を思い出すところがあり、どこか懐かしい気持ちになります。昔のミュージカルやチャップリンやジャッキー・チェンのようなところもあるし、ファンタジックな映像もあり、いろいろな要素が詰め込まれています。
バルフィと出会い、人生が変わった女性の話でもあります。この2人の女性が超美人です。そしてバルフィは純粋で、まわりを幸せにする天使のような人物なんだけど、彼の壮大な人生の一部(大部分?)を見せてもらっている観客もまた幸せな気分になります。

★★★★☆ 4+