リサ・ラーソン展2020/03/01



「リサ・ラーソン展 創作と出会いをめぐる旅」 銀座松屋
スウェーデンを代表する陶芸家リサ・ラーソン。初期作品から近年に至る流れを見れます。写真もありました。リサ・ラーソンが影響を受けてアーティストの作品もあります。写真は笑顔のものばかりで、若い頃から、パワフルそうな感じがします。現在88歳ですが、今でも創作しています。
どれも、ユニークで真似のできないオリジナリティーのある作品がいっぱいでした。

ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方2020/03/02


ビッグ・リトル・ファーム

「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」 よみうりホール(試写会)
動物カメラマンのジョンと料理家のモリー夫妻は、愛犬トッドの鳴き声が原因で、ロスアンゼルスのマンションを出ることに。体に良い食べ物を育てたいという妻の夢もあって、郊外に引っ越す。荒れ果てた広大な土地で、自然と格闘しながら、究極のオーガニック農場を作り上げる8年間のドキュメンタリー。
監督は、主人公でもあるジョン・チェスター。自分たちのドキュメンタリーを自分で撮っているわけですが、本当に素晴らしいです。自然も動物も共生しあって、人類の理想とはこういうことなのではと思わせます。
トッドをはじめ、動物たちが、丁寧に映されています。数々の困難に、良い方法を考えながら、広大すぎるけど、美しい農場です。その大きさは200エーカー、なんと東京ドーム17個分もあるのです。全てが調和されて、命のサイクルが、農場を作っているのです。91分の短かめのドキュメンタリーですが、見応えあります。
犬のトッドは良い表情をします。子ブタや他の動物もかわいいですし、ミツバチや鳥も、すぐ近くで見ているようです。

★★★★☆ 4+

珈琲店タレーランの事件簿 42020/03/03


珈琲店タレーランの事件簿4

「珈琲店タレーランの事件簿4 ブレイクは五種類のフレーバーで
岡崎琢磨・著 宝島社文庫
珈琲店タレーランの庭にあるレモンの樹は、バリスタ美星にとって、亡き大叔母との、思い出がある。短編形式で5つの事件やエピソード。
立場が違う人たちが語り手となっていて、気軽に読めて、良かったです。タレーランの猫・シャルルの話など、事件と言うほどでもなくて、身の回りの謎を解きほぐしてくれます。

野性の呼び声2020/03/04


野性の呼び声

「野性の呼び声」 TOHOシネマズ日本橋
地上最後の秘境アラスカに、ひとりでやってきたソーントン(ハリソン・フォード)は、犬ぞりの先導犬としてアラスカにやってきた犬のバックと出会う。やがてソーントンとバックのあいだに友情が生まれ、かけがえのない相棒となっていく。
犬はほぼCGなんでしょうけど、表情があり過ぎるし、動きも漫画ちっくなところもあって、もはやアニメーションって、思ってしまいました。
ハリソン・フォードと犬のバックは、すぐに冒険に出るわけではなく、バックの人生(犬生)が、どんなだったのかが、語られていきます。数奇な運命に導かれて、ぬくぬくと可愛がってもらった場所を離れ、過酷な状況に対応したり、犬同士のコミュニケーションをとったりして、逞しく成長していきます。
これといって悪いわけでもないのですが、すごく感動したということもなかったです。

★★★☆☆ 3

架空OL日記2020/03/06


架空OL日記

「架空OL日記」 TOHOシネマズ日比谷
憂鬱な月曜日の朝、銀行員OLの“私(バカリズム)”は、眠気に耐えながらもメイクし、家を出る。満員電車に揺られ、職場の最寄り駅で仲良しの同期マキ(夏帆)と合流。職場に着つくと、後輩のサエや入社8年目の小峰、10年目の酒木も加わり、いつものように更衣室で就業前のおしゃべりに花を咲かせ……。
バカリズムさん、マッチしていて、面白かったです。でも、ちょっと不思議な気分です。OLあるあるも共感できるし、銀行なので、独特なことがあったり、他の会社って、こうなのかなぁと思ったして楽しめました。大事件はないし、腹を抱えて笑うわけでもないけど、ニマニマとして見てしまいます。女性なら、知っている世界かもしれないけど、男性が見たら、OLたちの裏側を知ることができます。
シム・ウンギョンも出演していて、知らなかったので、ビックリしました。「サニー永遠の仲間たち」「怪しい彼女」が大好きです。「新聞記者」でも、日本語うまかったし、今後は日本で活躍していくのかな。

★★★★☆ 4

死者の囁き2020/03/07


死者の囁き

「死者の囁き アドリアン・イングリッシュ2」ジョシュ・ラニヨン・著 
モノクローム・ロマンス文庫
シリーズ第二弾。前作で知り合った刑事のジェイク・リオーダンとの関係に悩むアドリアンは、小説執筆のため、祖母が遺した牧場へ向かうと、道ばたで死体を発見する。だがその死体は保安官が来た時には跡形もなくなっていた。敷地内では、学者たちによる発掘作業が行われており、謎の事件が起こりはじめる。アドリアンを追ってジェイクも牧場へやってくる……。
前作に続き、事件に巻き込まれる主人公。どんどん謎が増えてきて、その間にアドリアンとジェイクの関係にも変化が生じていきます。挿絵が時々入っていて、BL(ボーイズラブ)なイラストなので、電車の中で読んでいたら、ちょっと恥ずかしいです。事件は、なかなか解決せず、ちょっと長ったらしい感じもしましたけど、その間に2人の気持ちを確認しあう内容なのかなぁと。刑事がそんなに休暇を取っていられるのかと疑問ですが、郊外の牧場でも、殺人事件の調査をしていました。

抹茶ロールケーキ2020/03/08



友達と横浜へ。ぶらぶらとショッピング。
“ナナズグリーンティー”横浜の相鉄ジョイナス店にて。お茶はほうじ茶。
抹茶の味がしっかりしました。


友達と会ってすぐに、朝ごはん、“浪花ろばた八角”で、朝得定食。
ごはんたっぷりで、男性サラリーマン向けかも。和定食という感じで、良かったです。

バランスガパオ2020/03/09



横浜ルミネの“マンゴツリーカフェ”で、ガパオ。期間限定メニューのバランスガパオ。豚肉のガパオに、野菜ものっているもの。ピリ辛のガパオでご飯がすすみます。


アンチャンマナオネード。初め青い色だけど、小さいピッチャーのマナオ(タイのライム)ジュースを入れると、紫色になります。

グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇2020/03/10


「グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇」 丸の内ピカデリー
戦後の混乱期を経て、復興へと舵を切った昭和の日本。雑誌の編集長を務める田島周二(大泉洋)には、何人も愛人がいた。一念発起して愛人たちと別れようと決意するが、彼女たちの顔を見るとなかなか別れ話ができない。そこで田島は、ガサツだが、よく見ると美人の担ぎ屋のキヌ子(小池栄子)に妻のフリをしてもらうことを思いつく。
太宰治の未完の遺作なので、主人公は太宰治のような感じです。女性にもてて、妻子がいるのに、あっちこっちに愛人がいる。
大泉洋さんが演じるとちょっと違うような気もしますが、コメディっぽくなります。
妻は木村多江、愛人たちが、水川あさみ、橋本愛、緒川たまきと、美しい人ばかりです。中心となる女性は小池栄子だけど、わざと違う声を出しているというのが、印象に残る映画でした。戸田恵子が、バッチリメイクしていて、誰だろうと初めは気がつきませんでした。話は、かなり突飛な内容でした。
戦後の風景は良かったし、当時の話し方が、いかにも文学作品らしいです。
もともとは舞台だったせいか、ちょっと大袈裟な感じになっているように思えました。小池栄子さんは、いろいろできる良い女優さんだと思いました。
 
★★★☆☆ 3