プレーム兄貴、王になる2020/03/11


プレーム兄貴、王になる

「プレーム兄貴、王になる」 新宿ピカデリー
面倒見が良くて曲がったことが大嫌いな下町の貧乏役者プレーム(サルマーン・カーン)の願いは、憧れのマイティリー王女(ソーナム・カプール)に会うこと。
ヴィジャイ王子の王位継承式が近づき、婚約者の王女を一目会おうと街へ繰り出したプレーム、その頃、王子が命を狙われ意識不明になっていた。王子に瓜二つだったプルームは、影武者を頼まれる。尊大な王子は、マイティリー王女との間に溝があり、心を開いてくれないし、後継者問題も絡んで、王子の弟妹たちとももめていた。プルームは、真っ直ぐな心で、問題を解決していく……。
「バジュランギおじさんと、小さな迷子」のサルマーン・カーンに「パッドマン 5億人の女性を救った男」のソーナム・カプールが出演して、インド映画好きな人なら、日本でも知られています。私が思うインド映画のイメージそのままで、歌って踊って、豪華絢爛、笑って、グッとくるハートウォーミングな約3時間。期待通りで、楽しかったです。こういうインド映画を見たかったという気持ちです。ソーナム・カプールとっても、美しかったです。

★★★★☆ 4

スキャンダル2020/03/13


スキャンダル

「スキャンダル」 TOHOシネマズ日比谷
アメリカで視聴率ナンバーワンを誇るテレビ局FOXニュースの元・人気キャスターのグレッチェン・カールソン(ニコール・キッドマン)が、CEOのロジャー・エイルズ(ジョン・リスゴー)を提訴した。人気キャスターによるテレビ界の帝王へのスキャンダラスなニュースに、全世界のメディア界に激震が走った。FOXニュースの看板番組を担当するキャスターのメーガン・ケリー(シャーリーズ・セロン)は、自身がその地位に上り詰めるまでの過去を思い返し、平静ではいられなくなっていた。そんな中、メインキャスターの座のチャンスを虎視眈々と狙う若手のケイラ(マーゴット・ロビー)に、ロジャーと直接対面するチャンスがめぐってくるが……。
昨今、映画業界でも話題となっているセクハラ騒動。どこかで、誰かが声をあげないと、いつまでも続いていくし、才能があっても、要求に応じないとチャンスを得られないなんて、許せないです。それも女性ばかりが苦労させられて、不愉快になりますね。日本では、これほどひどいこともないと思いたいです。
ジョン・リスゴーが役作りなのか、太っていて、わかりませんでした。
ベースは実話なので、それほど痛快な感じがしませんでした。娯楽作品だったら、女性が協力して、偉い人に立ち向かって、ギャフンと言わせるのでしょうけど、この映画はそれぞれが別な行動をしています。権力者に歯向かうと仕事が続けられなくなるので、そちらに見方してしまうこともあります。それぞれの思惑があるし、リアルに起こったことを想像させます。キャスティングはとても良かったと思います。

★★★☆☆ 3+

坦々麺と肉まん2020/03/14



“香家”銀座ファイブ店で、ランチ。
レディースセット。まろやかな辛さ控えめなのを選びました。大きな肉まん付き。あんまんも選べます。飲み物はアイスプーアール茶です。

VOCA展20202020/03/15



「VOCA展2020 現代美術の展望ー新しい平面の作家たち」上野の森美術館
ヴァーカ展と、読むそうです。友達からチケットもらったからと誘われました。上野の美術館は、休館しているのではと思って調べたら、開館していたので、行ってみました。
VOCA展は絵画、写真などの平面美術の将来性のある40歳以下の作家を奨励する展覧会だそうです。
VOCA賞、奨励賞、佳作賞、大原美術館賞の賞がありました。次世代の作家作品なだけに、個性的な現代アートばかりです。


14日土曜日は、雪が降ってきてたし、すいてました。




桜は咲いている木もあります。ソメイヨシノではないのかも。

バニラのスフレ2020/03/16



上野の“星野珈琲店”にて。バニラのスフレ、アングレーズソースです。
ふわふわで、美味しかったです。

1917 命をかけた伝令2020/03/17


1917 命をかけた伝令

「1917 命をかけた伝令」 TOHOシネマズ日比谷 IMAX
1917年4月、フランスの西部戦線では防衛線を挟んでドイツ軍と連合国軍のにらみ合いが続いていた。若きイギリス兵のスコフィールド(ジョージ・マッケイ)とブレイク(ディーン・チャールズ=チャップマン)の2人が、兄を含めた最前線にいる仲間1600人の命を救うべく、重要な命令を一刻も早く伝達するため、さまざまな危険が待ち受ける敵陣に身を投じて駆け抜けていく……。
ベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファース、マーク・ストロングも出演。
次から次と、試練に襲われます。悲惨な状況の中でも映像が美しかったです。
映画館で観ないと、迫力や臨場感は半減してしまうでしょう。
これから出陣する兵士たちが、じっくりと聴きいっている歌が素晴らしかったです。聖なる歌声という感じ。
「パラサイト」と同時期じゃなければ、この作品がアカデミー賞の最優秀作品賞を取っていたと思います。

★★★★☆ 4+

ダンスシューズが死を招く2020/03/18


ダンスシューズが死を招く

「ダンスシューズが死を招く」 メアリ・H・クラーク 新潮文庫
右足にダンスシューズ、左足はブーツという奇妙な死体が発見された。15年前にも同様の事件があり、犯人は捕まっていない。一方、TVプロデューサーのノーナは、デート相手を募集する個人広告の実態を探る番組を企画し、友人のエリンとダーシーに頼んで個人広告に申し込んでもらっていた。彼女たちは様々な相手と時を過し、結果を報告しあうが、宝飾デザイナーのエリンが姿を消してしまう…。
たくさんの登場人物が出てくるので、初めはゴチャゴチャしましたけど、だんだんわかってきて、誰が怪しいかと思いながら読みました。いかにも怪しい人は違うので、予想通りでしたけど、楽しく読めました。
いつも美しい人が出てきて、ロマンスとサスペンスが絡み合っています。裕福な人が必ず出てきますし、だいたいおしゃれです。おそらく作者がおしゃれな方なんだろうなぁと思います。
今年(2020年)の1月31日に、作者のメアリ・ヒギンズ・クラークがお亡くなりなりました。
たくさんの本を書いて、多くの人が楽しんだと思います。私も結構読んだつもりですが、まだ読んでいない本を、これから大事に読んでいきます。

ジョン・F・ドノヴァンの死と生2020/03/19



「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」 TOHOシネマズ日本橋
2006年、ニューヨーク。人気俳優のジョン・F・ドノヴァン(キット・ハリントン)が29歳の若さでこの世を去る。自殺か事故か、あるいは事件か、謎に包まれた死の真相について、鍵を握っていたのはジョンと文通していた11歳の少年ルパート・ターナー(ジェイコブ・トレンブレイ)だった。10年後、俳優となったルパートは、本を出版、著名なジャーナリストの取材を受けて、すべてを明らかにすると宣言するのだが……。
「Mommy マミー」「たかが世界の終わり」などで高い評価を得ているカナダ出身のグザヴィエ・ドランが、初めて挑んだ英語作品。
ナタリー・ポートマン、スーザン・サランドン、キャシー・ベイツ、マイケル・ガンボンが出演していて、なにげに豪華出演陣。
映像も音楽も出演者もとにかくカッコイイです。セクシャルマイノリティがゆえに、思い悩み周囲との摩擦や、母子の関係。特にグザヴィエ・ドラン監督作品では、母とのことがテーマになっていることが多いです。
この映画も、ジョンとスーザン・サランドン演じる母のこと、ルパートとナタリー・ポートマン演じる母とのことが、複雑に描かれています。もちろん愛情を持っているのだけど、思春期や環境の変化などもあり、ぶつかってしまうこともあります。
ルパートが大きくなって出版した本が、どのような本なのか、実際にジョンの死の真相はどうだったのかとか、自分なりの答えはあるけど、ちょっとモヤモヤしました。解釈が合っているのだろうかと。
それにしてもジェイコブ・トレンブレイ君、「ルーム」「ワンダー君は太陽」などで、見てきたけど、本当に名優です。

★★★★☆ 4+

実家ごはん・天ぷらと煮物2020/03/20


 
母とお墓参りへ行って来ました。良いお天気でした。
天ぷらは、立派なふきのとう。苦味があって、美味しかったです。他は、レンコン、ナス、エビ、サツマイモ、シソの葉、椎茸でした。
煮物は、里芋、ゴボウ、ニンジン、厚揚げ、竹の子、コンニャクです。
夕食準備中の写真です。