幕が上がる2015/02/15

幕が上がる
「幕が上がる」 シネマメディアージュ(舞台挨拶付き先行上映)
県立富士ケ丘高等学校・演劇部所属の高橋さおり(百田夏菜子)は、演劇部最後の一年を迎え部長になることになった。ユッコ(玉井詩織)やがるる(高城れに)、後輩の明美(佐々木彩夏)らの個性的な部員とともに地区予選突破を目指す。顧問の溝口(ムロツヨシ)は、アテにならず、新任教師の吉岡(黒木華)が、東京の大学で演劇をやっていたことを知り、指導を仰ぐ。演劇の名門校から転校して中西(有安杏果)も加わってもらうよう頼むのだが…。
主人公は百田夏菜子で、ももいろクローバーZの他のメンバーが中心となった映画。高校生でも恋愛模様などはなく、部活に打ち込む、まさの青春映画でした。アイドルグループといっても演技は自然で、上手でした。友人がももクロファンなので、一緒に行ったのだけど、この映画を見て、私は5人の顔がやっとハッキリわかりました。実は3人しかわかっていなかったのです(ファンの方、すみません)。個性を生かした役が配されています。
脇を固める役者は豪華で、特にに黒木華は、すごく良かった。「ソロモンの偽証」でも教師役なんだけど、全然違うタイプの先生でした。演劇部員たちの家族がムダに豪華過ぎて、笑えるほどでした。
監督は「踊る大捜査線」シリーズの本広克行です。青春さかげんが、こそばゆいところもありますけど、楽しんで見れました。
終映後の舞台挨拶は5人揃って登場し、元気いっぱいでした。客席はペンライトを取り出す人が多かったです。みんな準備いいですね。前の方の席で、よく見えました。

★★★☆☆ 3