国芳一門浮世絵草紙5 命毛2018/03/20


国芳一門浮世絵草紙5 命毛

「国芳一門浮世絵草紙5 命毛」 河治 和香・著 小学館文庫
世間が開国で揺れる中、登鯉の父、人気浮世絵師の歌川国芳は一門の弟子たちと、相変わらずの江戸っ子の稚気と覇気で後生楽に暮らしている。国芳の描いた浅草寺の“一ツ家”の奉納額は将軍の上覧にも与り、江戸中の大評判に。しかしそこに安政大地震が発生、その混乱の中で国芳が倒れてしまい、絵筆を握れなくなってしまう…。
登鯉も病気を患っているのだけど、大地震があって、人の命の儚さを感じます。儚いながらも、懸命に生きるしかないのだと思います。弟子たちは成長し、若い弟子も入ってきて、絵を描く精神は継承されていきます。主人公の登鯉は、熱く濃い人生をおくっていると思いました。
この本が完結編で、終わるのが惜しい気持ちです。登場人物たちともう会えないと思うとさびしいです。
シリーズを通して、浮世絵の面白さが伝わってきました。浮世絵の見方がガラリと変わって、前よりも興味が出てきました。

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