しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス2018/03/11



「しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」 東劇
カナダ東部の町で叔母と暮らすモード(サリー・ホーキンス)は、小さい頃からリウウマチを患っていた。魚の小売をしているエベレット(イーサン・ホーク)が、家政婦募集の広告を貼り出しているのを見て、独立の為、彼が暮らす町外れの小屋に押しかける。住み込みで働くが、同居生活は初めはうまくいかなかった。あいた時間に、家の壁等に絵を描き始める。カードに描いた絵が売れ、次第に評判を呼ぶようになる……。
カナダの有名な女性画家モード・ルイスと彼女の夫の半生を描いた人間ドラマ。私はモード・ルイスという画家は知りませんでした。素朴でかわいい絵を描く人でした。なんといっても明るい色合いがステキです。カナダの美しい四季と、たどたどしい2人の恋愛が良かったです。イーサン・ホークはかっこ良かったです。年を重ねた姿もまや良いです。感情表現に不器用な男の役でした。モード役のサリー・ホーキンスも適役です。アカデミー賞作品賞で話題の「シェイプ・オブ・ウォーター」や「パディントン」ではお母さん役を演じてますね。
エベレットと結婚し、その後、絵が売れても、電気もガスもない小さな家に住み続けます。家がモードの絵で、可愛くなっていきます。大好きな絵を、描き続けて、夫にも理解されて、幸せだったと思います。

★★★★☆ 4-


モード・ルイスの絵をご紹介します。ポストカードがあったら欲しいです。