葛飾北斎 冨嶽三十六景 奇想のカラクリ2017/10/15


葛飾北斎 冨嶽三十六景 奇想のカラクリ

「葛飾北斎 冨嶽三十六景 奇想のカラクリ」太田記念美術館
葛飾北斎が日本全国のさまざまな場所から富士山を描いたシリーズ「冨嶽三十六景」、36点かと思いきや、当時売れ行きが好評だったので追加され、実際は46点あるのだそうです。それを一挙に公開するというので行ってきました。太田記念美術館は46点全部所蔵しているのだそうです。なかなか混んでいました。

ポスターやチラシになっている《冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏》は、波の表現がすばらしいですが、今回気になったのはこの下の絵「駿州江尻」波や水を表現するのは難しいですが、北斎は風を描いてもいるのだなぁと、前から知っている絵ですが、改めて思いました。風は目に見えないものですが、みごとに風を表現していますね。

駿州江尻

《冨嶽三十六景 駿州江尻》


葛飾応為 《吉原格子先之図》

北斎の娘、葛飾応為の作品も公開されています。葛飾応為は近頃、時代小説やテレビドラマの主人公としても取り上げられています。アニメの「百日紅」も葛飾応為が主人公です。
NHK「眩(くらら)~北斎の娘~」宮崎あおい主演のを見ました。ドラマを見たことによって、美術館に足を運んでいる方もいるかもしれませんね。

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