スイス・アーミー・マン2017/09/02

「スイス・アーミー・マン」 アキバシアター(試写会)
遭難して無人島に漂着した青年ハンク(ポール・ダノ)は、絶望して命を断とうとしたとき、波打ち際に男の死体(ダニエル・ラドクリフ)が打ち上げられているのを発見する。死体からはガスが出ており、浮力があることに気付いたハンクは、死体にまたがりジェットスキーのようにして、無人島脱出を試みる…。
キテレツな話で、見たらビックリすると思います。死体のはずのダニエル・ラドクリフ演じるメニーは、いろいろな機能があり、少しずつ会話もできるようになります。水筒や刃物としても使え、拳銃のようにも使えます。万能なスイスのアーミーナイフのようということで、このタイトルなんでしょう。
妄想か?ホラーかなどの考えているうちに、物語はどんどん想像と違う方向へ。予測できない映画でした。笑いも感動もあって、下ネタも満載。
CMディレクター出身の監督コンビ、ダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート(通称:ダニエルズ)の初長編作だそうです。悪友同士が楽しんで作っちゃったような映画にも感じるけど、いろんな解釈もできて、考えさせられます。

★★★☆☆ 3+

松涛ケーキ2017/09/03

渋谷の“松涛カフェ”の松涛ケーキ。いつ食べてもおいしい。
シフォンケーキなんだけど、トーストだけしてもらって、プレーンにしました。ベリーやバナナ等のトッピングもできます。

本日の煮魚定食2017/09/05

遅くなってしまったので、“大戸屋”で、カレイの煮魚定食を食べました。ボリュームもあって美味しかったです。お魚は日替りで、焼き魚定食と煮魚定食がありました。

真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者2017/09/06

「真夜中のパン屋さん 午前4時の共犯者」 大沼 紀子・著 ポプラ文庫
シリーズ第5弾。真夜中に開店する不思議なパン屋「ブランジェリークレバヤシ」。そのパン屋の居候・希実の前に、手から白いハトを出す怪しげな中年男が現れる。それが店を揺るがす大騒動の幕開けとなる。一方、小さい頃から置き去りにされてばかりで、疎遠だった母親と久しぶりに再会した希実だったが、意外な人物が入院中の母を世話してくれることに…。
これまでのお馴染みのメンバーの登場は少なく、謎だった部分が明らかになりつつありました。4巻を読んでから間があいてしまったので、ちょっと初めはとっつきにくかったけど、最後まで読んだら良かったです。6巻目が最終巻らしいので、そちらも読みたいと思います。いつも通り、パンがおいしそうでした。

MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界2017/09/07



「MINIATURE LIFE展 田中達也 見立ての世界」 新宿高島屋11階特設会場

ミニチュア写真家 田中達也氏が日常のものを題材にして見立てた、ミニチュア写真作品約100点とジオラマ作品の展示です。

NHKの連続テレビ小説「ひよっこ」のタイトルバックも担当している方だそうです。時間の関係で私は「ひよっこ」は見ていませんが、映像は流されていました。

とっても面白い展示でした。見立ての世界というように、何かを見立てて、小さい人形と合わせて世界を作り出しています。





ホイッスルがサンタのソリになっています。かなり小さいということがわかりますね。


カリフラワーは雪景色の森になっています。

新作以外は写真撮影もOKです。小さいので、写真ではわかりにくいですが、実物は、想像の世界に感心します。

深海20172017/09/08


深海

「特別展 深海2017~最深研究でせまる“生命”と“地球”~」 国立科学博物館
深海の生物、深海の調査方法など、標本や映像で紹介しています。
とても人気があるようで、熱心に見ている人が多かったです。
金曜の夜に行ったので、スムーズに入れました。休みの日よりも大人が多いと思います。宇宙と一緒で、まだまだ謎が多く神秘的な世界です。そういえば深海に生息する巨大生物は、どこか宇宙人みたいな感じがしますね。

奥能登国際芸術祭 他2017/09/09

奥能登国際芸術祭の小型印2種、東京流通センター内、関東郵趣大会2017inさいたま。

ダンケルク2017/09/10

ダンケルク
「ダンケルク」 TOHOシネマズ日本橋
ポーランドへ侵攻し、北フランスまで勢力を広げたドイツ軍は、英仏連合軍をフランス北部のダンケルクへと追い詰めていく。ダンケルクに取り残された兵士40万人の運命は?
一瞬にして戦場にいるような気分になる映画でした。BGMは不安をあおり、時計の音がカチカチとなっています。多くの若者たちが、命の危険に見舞われ、助かったとホッとしたのもつかの間、次の危険が迫ってきます。眠くなる暇はなく、集中して見てしまう映画です。クリストファー・ノーラン監督作品常連のトム・ハーディやキリアン・マーフィーも出演しています。
陸と海と空で同時進行するドキドキが止まらない構成がみごとです。息苦しい状況の中で、空も海も浜辺も美しくてびっくりします。
イギリス軍の話が中心なので、紅茶がよく出てきます。セリフでも紅茶が何度も出てきて、さすがはイギリスと妙に感心しました。

★★★★★ 5-

松竹新喜劇 新秋公演2017/09/11



「松竹新喜劇 新秋公演」 昼の部 新橋演舞場
松竹新喜劇、昨年の「藤山寛美二十七回忌追善 松竹新喜劇 爆笑七夕 公演」 を観て気に入ったので、今年の公演も行ってきました。

「新・親バカ子バカ」
製薬会社のワンマン社長と、30歳になっても戦隊ものが好きな子どものような一人息子が、織りなす人情喜劇。
「帰ってきた男」
時は江戸、博徒一家の万吉が流罪から赦免されて戻ってくると、一家は解散していた。昔の仲間の仕業と知った万吉は落とし前をつけるために、単身乗り込んでいくのだが、いく先々で、思いがけない出来事が。

どちらの作品もガハガハと笑って、ホロリとくるところもあって、面白かったです。