ボブという名の猫 幸せのハイタッチ2017/10/14

ボブという名の猫 
「ボブという名の猫 幸せのハイタッチ」 シネスイッチ銀座
ロンドンでミュージシャンを目指すジェームズ(ルーク・トレッダウェイ)は、夢を果たせず、薬物に依存、家族にも見放され、ホームレスとしてどん底の生活を送っていた。そんな彼のもとに迷い込んできた一匹の猫。足をケガしていたその猫はボブと命名され、病院へ連れて行って看病することになった。ストリートミュージシャンとして小銭を稼いで食いつなぐジェームズは、猫を連れて行くと、多くの人が足を止めてくれて人気になる…。
ボブと出会ったことで薬物依存から立ち直り、再生していった男の実話を基にしています。猫のボブ役は実際のボブが出演しています。ご本人が演じている?というわけですが、この猫のボブはとっても利口です。人間の言葉がわかっているような感じもしちゃいます。ジェームズが、助けを必要としていることまでもが、わかっているのではないかと。1人の意志では、薬物を断ち切ることができなかったかもしれないけど、近くで見守る者がいて、愛情を注ぐ対象があるというこが、彼を変えていったのだと思います。

★★★☆☆ 3+