錦の松・なでしこ日和2017/04/18


錦の松

「錦の松 着物始末暦六」 中島 要・著 ハルキ文庫


「なでしこ日和 着物始末暦七」 中島 要・著 ハルキ文庫

一膳めし屋のお糸は、大店の若旦那との結婚話が持ち上がるも、長年の想い人である着物の始末を生業とする職人・余一を忘れることができない。
余一も、お糸のことを想うゆえに、自分の気持ちを隠して結婚を勧めていた。お糸と夫婦になれない理由を告白し、あきらめてもらおうとする…。
「なでしこ日和」の方は、やっと想いが通じた若い2人だが、今度はお糸の父があいつの一緒になるなら、親子の縁を切ると言う…。

このシリーズの中心は余一なんだろうけど、語り手は、余一以外の誰かなので、余一の本当の気持ちはなかなかわかりません。着物に関しては、鋭いのに、余一のことを慕っている人の気持ちには気が付かない、鈍感なところがあります。しかし、いつも筋は通っていて、男らしいのです。続きが楽しみです。

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