ラストナイト・イン・ソーホー ― 2021/12/12

「ラストナイト・イン・ソーホー」 TOHOシネマズ日比谷
ファッションデザイナーを夢見て、ロンドンのソーホーにあるデザイン専門学校に入学したエロイーズ(トーマシン・マッケンジー)は、寮生活になじめずアパートで一人暮らしを始める。ある時、夢の中できらびやかな1960年代のソーホーで歌手を目指す美しい女性サンディ(アニヤ・テイラー=ジョイ)に出会い、その姿に魅了されたエロイーズは、夜ごと夢の中でサンディを追いかけるようになる。次第に身体も感覚もサンディとシンクロし、夢の中での体験が現実世界にも影響を与え、充実した毎日を送れるようになったエロイーズ。夢の中で何度も60年代ソーホーに繰り出すようになった彼女だったが、ある日、夢の中でサンディが殺されるところを目撃してしまう。さらに現実では謎の亡霊が出現し、エロイーズは徐々に精神をむしばまれていく。
「ベイビー・ドライバー」のエドガー・ライト監督によるタイムリープ・ホラー。
主役の2人の女性がとってもキュートで美しいのです。エロイーズ(エリー)は「ジョジョラビット」に出ていた女の子だったのですね。サンディも魅力的でした。
始まり方からオシャレで、後半はホラーっぽくなっていくけど、女の人に観てもらいたい映画です。ロンドンの街並も良かったです。あらすじを読んでも、わかりづらいかもしれないけど、エリーは、霊感が強い子なんです。夜毎、過去のサンディの様子を見るのだけど、まるで自分がサンディになったような、不思議な映像でした。部屋がネオンで照らされていたり、エリーが60年代が好きなので、レコードでその時代の歌を聴いているかのも、良かったです。エリーの母の事や、テレンス・スタンプ演じる役のその後の事とか、もっと知りたいところもあったけど、面白い映画で気に入りました。
★★★★☆ 4+
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