グリーンブック2019/03/20


グリーンブック

「グリーンブック」 TOHOシネマズ錦糸町楽天地
1962年、ニューヨークのクラブで用心棒として働くトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)は、粗野だけど、気の良い男。クラブが改装のため閉鎖になり、しばらくの間、無職になってしまったトニーは、南部でコンサートツアーを計画する黒人ジャズピアニストのドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)に運転手として雇われる。黒人差別が色濃い南部へ、あえてツアーにでかけようとするドクター・シャーリーと、黒人用旅行ガイド「グリーンブック」を頼りに、その旅に同行することになったトニー。
出自も性格も全く異なる2人は、当初は衝突を繰り返すものの、次第に友情を築いていく。
言わずと知れた第91回アカデミー作品賞受賞作。話題になる前からチケットは買ってあったけど、なかなか見に行けず、やっと行ってきました。
予告やたくさんの人の感想などで、ちょっと内容が予想できてしまうところはあったけど、良かったです。
役作りの為とはいえ、ヴィゴ・モーテンセンが太っていて驚きました。実話が基になっているということで、良い友情を育む話だなぁと、思いました。
監督のピーター・ファレリーといえば「メリーに首ったけ」、「愛しのローズマリー」、他にジム・キャリーの映画などもいくつか、下ネタの多いコメディ作品のイメージがあったけど、今作は真面目でした。でも重苦しくもなく、人種差別を扱いながらも、
軽やかで、笑いもありました。
マハーシャラ・アリはアカデミー助演男優賞を受賞。「ムーンライト」とに続いて2回目の受賞です。最近見た映画「アリータバトルエンジェル」にも出ていたし、「スパイダーマン スパイダーバース」では声の出演しています。

★★★★☆ 4

コメント

トラックバック