メアリーの総て2019/01/06


19世紀のイギリスで小説家を夢見る少女メアリーは妻子ある詩人パーシー・シェリーと出会う。2人は互いの才能に惹かれあい、情熱に身を任せて駆け落ちするが、メアリーは数々の悲劇に見舞われてしまう。失意の中にあったメアリーは詩人バイロン卿の別荘で「みんなで1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられ……。監督は長編デビュー作「少女は自転車にのって」が第86回アカデミー外国語映画賞にノミネートされたハイファ・アル=マンスール。

「メアリーの総て」 シネスイッチ銀座
19世紀のイギリスで小説家を夢見る少女メアリー(エル・ファニング)は妻子ある詩人パーシー・シェリー(ダグラス・ブース)と出会う。2人は互いの才能に惹かれあい、情熱に身を任せて駆け落ちするが、メアリーは数々の悲劇に見舞われてしまう。失意の中にあったメアリーは詩人バイロン卿の別荘で「みんなで1つずつ怪奇談を書いて披露しよう」と持ちかけられ……。
ゴシック小説の古典的名作「フランケンシュタイン」を生み出したイギリスの女性作家メアリー・シェリーの半生を描いています。16歳から始まり、18歳で「フランケンシュタイン」を書くので中心となるのは2年間の話です。詩を読んだり書いたりするので、会話が詩的です。
メアリーの妹クレア役が「マイ・プレシャス・リスト」のベル・パウリーなのですが、かわいらしい人なのに、エル・ファニングがあまりにモデル体型のため、ずんぐりむっくりに見えてしまいました。エル・ファニングがかっこよかったです。着飾ってもステキだし、粗末な服を着ていてもファッショナブルです。
まだ幼い女の子が恋に目がくらんで、周囲の意見は耳に入らずに、悲劇が起きるので辛いところもありました。でも、強い意志を持ち、才能ある女性が作品を生み出すのです。「吸血鬼」は他の作者ですが、書かれた背景も知ることができます。「吸血鬼」の作者役のベン・ハーディは「ボヘミアン・ラプソディ」でロジャーだった人ですね。
苦しい展開もあるけど、自分を肯定できる凛とした考えを持ち、女性に不利な時代に名作を発表できたことが良かったです。

★★★★☆ 4

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_ 象のロケット - 2019/01/06 23:32

19世紀イギリス。 16歳の少女メアリーは継母との折り合いが悪く、スコットランドの父の友人宅に滞在することに。 そこで開かれた読書会で青年詩人パーシーと恋に落ちるが、実は彼には妻子がいた。 メアリーは家を出たいと懇願する義妹クレアを連れパーシーと駆け落ちするが、たちまち困窮してしまう…。 実話から生まれた「フランケンシュタイン」誕生秘話。