駆込み女と駆出し男2015/04/09

駆込み女と駆出し男
「駆込み女と駆出し男」 一ツ橋ホール(試写会)
江戸時代後期、鎌倉に離縁を求める女が駆込んでくる幕府公認の縁切寺、東慶寺があった。寺に入る前に御用宿・柏屋で聞き取り調査がある。その柏屋の居候となった見習い医者の信次郎(大泉洋)は、駆込み女たちの手助けをすることになる…。
言葉が難しいところもあって、何と言っているのかわからないところもあるけど、終わってみると、爽やかな映画でした。
登場人物が多くて、たくさんのエピソードがあり、盛り込み過ぎの気もしました。当時の駆込み寺の様子やしくみがよくわかりました。今ならもっと簡単に離婚できたりするけど、この時代では苦労している女性がいっぱいいたと思います。大泉洋が所々で笑わせてくれるし、深い事情のある女たちも、たくましく美しく、友情なども芽生えていきます。脇を固める俳優さんたちも豪華でした。あっさり解決しすぎるところもあったけど、面白かったです。

★★★★☆ 4