ダウントン・アビー 新たなる時代へ ― 2022/10/05
「ダウントン・アビー 新たなる時代へ」 TOHOシネマズ日比谷
イギリスの人気テレビドラマ「ダウントン・アビー」の劇場版第2作。
1928年、英国北東部ダウントン。グランサム伯爵クローリー家の亡き三女シビルの夫トムが、モード・バッグショーの娘と結婚することに。華やかな宴が繰り広げられるが、屋敷は傷みが目立ち、長女メアリーは修繕費の工面に悩んでいた。そんな折、映画会社から新作の撮影に屋敷を使用したいとの申し出が入る。高額な謝礼をもらえると知ったメアリーは、父ロバートの反対を押し切って撮影を許可。一方、ロバートは母バイオレット(マギー・スミス)がモンミライユ男爵から南仏の別荘を贈られたことを知る。その寛大な申し出に疑問を抱いたロバートは、家族とともに現地へ向かう。
高貴なイギリスのお屋敷での暮らしを見るのも楽しいです。家はとても立派ですが、雨漏りしているらしく、映画撮影に協力することで謝礼をいただくことにします。
今回の話では、映画の撮影隊がダウントンにやってくることと、母バイオレットが、南仏の別荘を贈与されるにあたり、家族の何人かが、南仏を訪れる話があります。映画撮影はサイレント映画から、トーキーに移り変わる頃で、映画スターがやって来るけど、わがままに振り回されたり、映画撮影に協力したりします。映画監督、俳優、クローリー家、使用人たち、それぞれの物語があります。優雅さと厳かさが、素晴らしいかったです。多くの登場人物と、別々の話が、うまくまとまっていき、満足感が高かったです。変化もあるけど、また新しい時代を担っていく人たちがいて、未来に繋がっていくのだろうなぁと感じさせます。新たなる時代へと言うタイトルが合っていました。
★★★★☆ 4+
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