耳をすませば2022/10/17


耳をすませば

「耳をすませば」 丸の内ピカデリー
スタジオジブリのアニメ映画「耳をすませば」の主人公2人が大人になった10年後をオリジナルストーリーで描く。
読書好きな中学生・月島雫は、図書貸出カードでよく名前を見かけていた天沢聖司と最悪の出会いを果たす。しかし雫は聖司に大きな夢があることを知り、次第に彼にひかれていく。そんな聖司に背中を押され自身も夢を持つようになる雫だったが、聖司は夢をかなえるためイタリアへ渡ることに。2人は離れ離れになってもそれぞれの夢を追い、10年後に再会することを誓い合う。それから10年が過ぎた1999年。出版社で働きながら夢を追い続ける雫は、イタリアで奮闘する聖司を想うことで自分を奮い立たせていたが……。
大人になった雫と聖司を清野菜名と松坂桃李が演じ、中学時代の2人は安原琉那と中川翼。監督・脚本は「ツナグ」「約束のネバーランド」の平川雄一朗。
有名なアニメの10年後はどうなっているか、確かに気にはなるけど、想像と違かったら、嫌だなぁとか、実写にする事で、イメージの違いも出るだろうなぁと思っていました。まぁまぁアニメのイメージに近い感じはしたものの、乙女な少女漫画みたいな感じもしました。良かったのは、アニメで見た風景が、実際に見る事ができた事と、バロンの人形はよく似ていたかも。
話は、あんまり説得力はなかったです。
中学生の雫が、ちょっと大袈裟な演技でした。アニメを見てない人も、過去の部分もあるから、わかるようになっています。過去と現在が、かなり頻繁に入れ替わって構成されています。現在と言っても、今よりも前の話なので、すでに懐かしい時代になっています。スマホもなく、公衆電話でテレホンカードで電話していました。イタリアに行った時は、地球の歩き方かな、ガイドブックを見ながら、目的地を探してました。今はもうみんなスマホなのかなぁ。海外にずっと行ってないから、わからないけど。
アニメでは「カントリーロード」がテーマ曲だったけど、実写版は「翼をください」を使っていました。エンディングは女優の杏さんの歌になっていて、きれいな歌声でした。

★★★☆☆ 3