空海 KU-KAI 美しき王妃の謎2018/02/27


空海 KU-KAI 美しき王妃の謎

「空海 KU-KAI 美しき王妃の謎」 シネマイクスピアリ(日本語吹替版)
8世紀、遣唐使として日本から唐へ渡った若き僧侶の空海(染谷将太)。詩人・白楽天(ホアン・シュアン)と知り合い、交流を深める。その頃、首都・長安では権力者が次々と謎の死を遂げる事件が発生していた。それは過去の因縁につながりがあり、同じく日本から唐に渡った阿倍仲麻呂(阿部寛)の残したものを調べ、玄宗皇帝の時代、絶世の美女、楊貴妃の歴史に隠された運命に辿り着く。
タイトルからすると空海の半生的な話ももっとある思ったけど、実際はミステリーで、空海が探偵役のような内容でした。不思議なことが次々起こるので、中国時代劇ホラーみたいなところもあり、更に時代劇の化け猫ものとも感じました。
映像は明るくてとてもきれいでした。幻術により、マジックのようなシーンが次々と現れます。その幻術に惑わされないのが空海なのです。
空海といえば弘法大師のことなので、「弘法にも筆の誤り」「弘法筆を選ばず」ということわざがある位なので、もっと字を書いてほしかったです。ちょっとは書くシーンがあったけど。
是非とも、中国語で日本語字幕で見たかったのですが、上映していなかったです。冒頭から、日本語を話す中国の人たちが、私にはちょっと違和感がありました。いつもなるべく字幕のを見るからだと思います。気にならない人も多いと思います。
口の動きとセリフはよく合っていました。
内容も面白いことは面白いのですが、なぜかちょっとウトウトしてしまって、楊貴妃の運命に関わる途中のいきさつを見逃してしまいました。

★★★☆☆ 3

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_ 映画に夢中 - 2018/03/19 21:34

弘法大師としても知られる真言宗の開祖・空海が遣唐使として中国に渡った若き日の姿を描く、日中合作の歴史スペクタクル大作。夢枕獏の小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を原作に、「さらば、わが愛 覇王別姫」「始皇帝暗殺」の名匠チェン・カイコーがメガホンをとり、主人公の空海を海外作品初挑戦となる染谷将太が演じた。空海の相棒となる白楽天を中国の人気俳優ホアン・シュアン、物語の鍵を握る楊貴妃を台湾出身のチャン・ロンロンが演じるほか、日本から阿部寛、松坂慶子らが参加している。あらすじ:遣唐使としてやってきた若き日の空海が、詩人の白楽天とともに唐の首都・長安を揺るがす巨大な謎に挑むなかで、遣唐使・安倍仲麻呂の…