ルイの9番目の人生2018/02/03



「ルイの9番目の人生」 ヒューマントラスト有楽町
少年ルイ・ドラックス(エイダン・ロングワース)は、この世に生を受けてから、毎年のように事故にあい、そのたびに生死の境をさまよってきた。そして9歳の誕生日に崖から転落したルイは、意識不明の重体になってしまう。担当医のパスカル(ジェレミー・ドーナン)は必死にルイを救おうとするが、ルイの母(サラ・ガドン)やパスカルの周辺では、不可解な出来事が次々と起こる……。
カナダ・イギリスの合作で、舞台はカナダみたいです。ルイ役の子が上手いです。頭がよくて生意気なところがあるのだけど、魅力的です。そして、母は目をひく美人。担当医もクラクラときちゃいます。ルイはずっと昏睡状態で、病院にはそういう患者の専門病棟があるみたいです。両親と過ごすルイやカウンセリングを受けるルイ、過去の話も挿入されて、不思議な怪物のようなのも出てくるので、ダーク・ファンタジーのような雰囲気もしました。実際はファンタジーでもないし、冒険やSF的なことはないのですが、どういうことなのかと興味をそそります。映像もおしゃれでした。でも、結果は……。なんか想像通りなところがありました。まさかそういう話じゃないよなと思っていた通りだったので、もっと予想を超えてきて欲しかったです。

★★★★☆ 4-