あゝ、荒野 後篇 ― 2017/10/24
「あゝ、荒野 後篇」 新宿ピカデリー
ボクシングのプロデビュー戦を終え、トレーニングに励む新次(菅田将暉)とバリカン(ヤン・イクチュン)。新次は宿敵である裕二(山田裕貴)との対戦が決まり、闘志を燃やす。バリカンは図書館で出会った女性のことが気になるが、彼の孤独が満たされることはない。やがてバリカンは自身の望みを意識するようになる。ジムを移り新次との対戦を望むようになる。
前篇に続き、後篇も面白かったです。自殺防止クラブやそのフェスティバルあたりは、前篇部分から削っても良いと思いました。バリカンの父親や、出会う女性とのつながりはわかるけど、新次とバリカンの宿命の対決の方を中心にするには、余分に感じました。人物関係のつながりがとても濃いです。かといって感動の再会や、許し合いがあるのかと思うとそうでもないです。ボクシングのシーンは後半になって更に激しさを増していきます。気が小さくておとなしいバリカンが強くなっていくところも見どころです。女優さんたちは惜しげもなく脱いでくれてます。友情を超えて、同性愛に近い恋焦がれるような気持が、闘いによって結実していきます。壮絶だけど、目が離せません。
★★★★☆ 4+
ボクシングのプロデビュー戦を終え、トレーニングに励む新次(菅田将暉)とバリカン(ヤン・イクチュン)。新次は宿敵である裕二(山田裕貴)との対戦が決まり、闘志を燃やす。バリカンは図書館で出会った女性のことが気になるが、彼の孤独が満たされることはない。やがてバリカンは自身の望みを意識するようになる。ジムを移り新次との対戦を望むようになる。
前篇に続き、後篇も面白かったです。自殺防止クラブやそのフェスティバルあたりは、前篇部分から削っても良いと思いました。バリカンの父親や、出会う女性とのつながりはわかるけど、新次とバリカンの宿命の対決の方を中心にするには、余分に感じました。人物関係のつながりがとても濃いです。かといって感動の再会や、許し合いがあるのかと思うとそうでもないです。ボクシングのシーンは後半になって更に激しさを増していきます。気が小さくておとなしいバリカンが強くなっていくところも見どころです。女優さんたちは惜しげもなく脱いでくれてます。友情を超えて、同性愛に近い恋焦がれるような気持が、闘いによって結実していきます。壮絶だけど、目が離せません。
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