黒田清輝展 ― 2016/04/13
「特別展 生誕150年 黒田清輝 日本近代絵画の巨匠」
東京国立博物館 平成館
黒田清輝(1866~1924)は18歳でフランスへ、ラファエル・コランに師事。
チラシの絵《湖畔》《読書》が有名です。
フランスにいた時に恋愛関係にあったマリア・ビヨーをモデルにしている絵が《読書》や《婦人像(厨房》です。
《婦人像(厨房)》 1892年
27歳で帰国。日本美術の近代化に尽力した。
《湖畔》 1897年
モデルは妻の照子。水彩画のような淡い色合いですが、油彩です。
美しかったです。
展示は約200点。黒田清輝の作品だけではなく、師匠のラファエル・コランや、影響を受けた画家(フランソワ・ミレーなど)、同時代の日本の画家の作品もありました。コランらしい明るい外光がふりそそいでいるような黒田清輝の作品もいろいろありました。
ラファエル・コラン《フロレアル》 1886年 も見れます。
《湖畔》や《舞妓》は、切手になったこともあります。
満足できる展示でした。思ったよりもすいていて、ゆっくり見れました。
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