イースターラビットのキャンディ工場2011/08/21

イースターラビットのキャンディ工場
「イースターラビットのキャンディ工場」を観てきました。
イースター島にあるキャンディの王国。イースターに向けて世界の子どもたちに向けてお菓子を作っているのは、うさぎとヒヨコ。うさぎの国王は、息子に後を継ぐことをせまるが、息子のイービーはミュージシャンになる夢をあきらめきれない。こっそり家出してハリウッドに向かうと、そこで出会った人間のフレッド(ジェームズ・マースデン)に協力してもらい、オーディションを受けることに。一方のフレッドは、失業して以来、なかなか仕事をしないため、家族からせかされている毎日。面接へ行くとイービーがトラブルを起こしてしまうし、フレッドもやりたい事がみつからない。
その頃、キャンディ工場では、現場監督をしているヒヨコのカルロスを中心にヒヨコたちがキャンディ工場を乗っ取ろうと、クーデターを起こしていた…。
「怪盗グルーの月泥棒」のスタッフが制作したというので、期待していたけど、全編アニメじゃないので、あれって感じでした。予告編でも実写部分を全然見せていなかったので、ジェームズ・マースデンが出ているんだぁとビックリ。実写とアニメが融合した映画なんです。予告で観た内容とはかなり雰囲気が違っていました。キャンディ工場と言っても、チョコレートもいっぱい作っているし、カラフルなお菓子工場はまるで「チャーリーとチョコレート工場」みたいでした。
うさぎやヒヨコの毛並みがすごいきれいなんだけど、キャラクターとしては「怪盗グルーの月泥棒」の魅力からは劣りますね。かわいい女の子アグネスみたいなのも出てこないし、ヒヨコたちはミニオンと似た立場なのに、ミニオンの方が魅力的でした。脚本もあまり練られていない感じがしちゃいました。子ども向けだから、その程度でもいいのかな。

★★★☆☆