一度も植民地になったことがない日本2011/08/23

一度も植民地になったことがない日本
「一度も植民地になったことがない日本」 デュラン・れい子・著 講談社+α新書
スウェーデン人と結婚して、ヨーロッパで30年以上生活している著者が、他国から見た日本について書いた本です。他にもいろいろ著者の生活ぶりも描かれています。先日、友達の家に行った時に、この著者の本を紹介してもらい、ちょっと読んでみたら、面白そうと思ったのです。同じ著者の違う本が確か家にあったと思って読んでみました。もらった本ですが、タイトルからもっと難しい本なのではないかと敬遠していました。読んでみるとすごくわかりやすく、驚きと発見のある楽しい本でした。確かに一度も植民地になったことがないし、そんなことは当たり前と思っている自分がいるのですが、アジアの中では希有な国なんだなぁと思いました。
日本人は習慣や考え方の違いから、誤解されていることも多々あるように思います。著者はやはり日本のことを悪く言われたくないから、外国人に説明を求められると、いつも頑張って弁護しているのでしょうね。日本の代表のようになって、愛国心を発揮してくれているのです。日本にも良い所と悪い所はありますが、良い点は、他の国の人々にも理解してもらいたいものです。