モールス2011/08/10


モールス

「モールス」を観てきました。
雪に閉ざされた田舎町、団地に住むオーウェン(コディ・スミット=マクフィー)は、隣りに引っ越してきた女の子アビー(クロエ・グレース・モレッツ)と親しくなる。
オーウェンは学校で3人の同級生からいやがらせを受けていた。アビーに言うと、やり返しなさいと言われる。私がついているからと。アビーは父親らしき人と2人暮らしで、学校へは行っていない。夜にしか会えない謎めいた少女だった。やがて町では残酷な猟奇殺人が次々と起こるようになる。

ぼくのエリ 200歳の少女」がリメイクされたということで観に行きました。
ストーリーは、かなり近いし、雰囲気も似させていると私は思いました。比較してしまうとスウェーデンのオリジナル版の方に軍配を上げてしまいますが、ハリウッド版も良かったです。なんたってクロエ・グレース・モレッツちゃんがカワイイです。
「キック・アス」の時よりも女らしくなりましたねぇ。オリジナル版を観てしまったから、次の展開がわかってしまう分、ドキドキが少ないです。
オスカー役のコディ・スミット=マクフィーくんも良かったです。なんか、いじめられそうな雰囲気も持っていて、ちょっと女の子っぽい。怖い現場を目撃しながらも、彼女に魅かれていくということに、納得できちゃうような気がしました。
タイトルのモールスは隣同士で、壁越しにモールス信号で、会話をするからです。ハリウッド版の原題は“LET ME IN”なんだけど、原作が「モールス」だから、邦題は原作タイトルにしたみたいです。LET ME IN にも意味があるのですけどね。ちょっと不満なところといえば、アビーが豹変した時の動きですねぇ。木に登ったりするところなど、怖いというより、おかしいです。

★★★★☆