推し、燃ゆ2025/02/07



「推し、燃ゆ」 宇佐見 りん 河出文庫
「推しが燃えた。ファンを殴ったらしい」。高校生のあかりは、アイドル上野真幸を解釈することに心血を注ぎ、学校も家族もバイトもうまくいかない毎日をなんとか生きている。そんなある日、推しが炎上し……。
芥川賞受賞作。“推し”と言う言葉を皆が使うようになって、今では普通の日本語になっています。推しがいる事で毎日にハリができて、頑張る理由にもなっています。生活の中心が推しとなるような経験がないので、この主人公のような気持ちはわからないけど、いかにも現代を表す題材だと思うし、勉強になりました。でも、何もかもうまくいかないけど、推しのコンサートや、グッズを買うためには、アルバイトを頑張らないとならないし、推しは炎上するし、読んでいても、辛かったです。

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