今日は心のおそうじ日和2021/03/20


今日は心のおそうじ日和

「今日は心のおそうじ日和 素直じゃない小説家と自信がない私」
成田 名璃子・著 メディアワークス
シングルマザーとなった主人公・涼子。職務経験はないが、家事は得意だった。そんな彼女に家政婦の仕事が舞い込んでくる。相手は高名な小説家だったが、ものすごく気難しい先生だった。それでも、家事を懸命にやっていくうちに、先生の問題や自分の悩みが、ほどけていく……。
主人公の小学生の娘が間に入って、様々なわだかりも溶かしていっているようにも思いました。先生の飼い猫もすごく賢く、何もかもわかっている感じです。
主人公は自信がなさ過ぎて、自分のことを卑下し過ぎています。元夫はパワハラ男です。主人公の涼子は、もっと大きく出て良いのに、グズグズしています。家事を楽しみ、家事をする事で、心も整えていくというのは、納得できました。手軽に読める本でした。

朝ごはん2021/03/21



時差出勤という事で、早目に電車に乗って、会社の近くで、朝ごはんを食べるこの頃でした。緊急事態宣言が解除と言う事で、今後はどうするかわからないですが、早目に行く習慣ができたら、それも良いかなと思っています。上4枚はスターバックスで、下2枚はプロントです。軽めに食べて、仕事中にお腹がすいたら、お菓子を食べています。

実家ごはん・天ぷらとぼた餅2021/03/22



お彼岸で、母とお墓参りに行きました。実家でぼた餅、粒あんときな粉。天ぷら、糠漬け。煮物も美味しかったけど、写真をちゃんと撮っていなかったです。

ミナリ2021/03/23


ミナリ

「ミナリ」 TOHOシネマズシャンテ
1980年代のアメリカ南部。農業での成功を目指し、家族を連れてアーカンソー州の高原に移住して来た韓国系移民ジェイコブ(スティーブ・ユァン)。荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを目にした妻モニカ(ハン・イェリ)は不安を抱く。子どもはしっかり者の長女アン(ノエル・ケイト・チョー)と心臓を患う弟デビッド(アラン・キム)。やがて毒舌で破天荒な祖母スンジャ(ユン・ヨジュン)も加わり、デビッドと奇妙な絆で結ばれていく。しかし、農業が思うように上手くいかず追い詰められた一家に、思わぬ事態が降りかかり……。
ミナリとは韓国語で芹(セリ)のことです。たくましく根を張り、春と秋に2度の旬がある、祖母の言葉を借りればワンダフルな野菜です。
移住者の苦労はあるけど、子どもの世代につながる為に、たくましくアメリカに根を張っていくというようなことでしょうか。
クスっと笑えるとこともあるけど、移民者の苦労が伝わってくる映画でした。父は夢を描いて、母は現実的です。そこでぶつかるし、理不尽な苦労も降りかかってきます。祖母がとても良い味を出しています。「チャンシルさんには福が多いね」では、大家さんの役でした。アカデミー賞助演女優賞にノミネートされています。スティーブ・ユァンは主演男優賞。。
幸せを感じる事は少ないけど、絵物語ではなく、移住者の日常をたんたんと描いているような気がします。でも疑問も残ります。なんとなくはわかるのだけど、畑仕事をする為に雇われているのだと思うポールが、十字架を背負って歩く理由とか、家の中で、何かが見えているような、それを祓っているようなところです。霊能者なのか。ジェイコブにすごく尽くしてくれています。
同じアジアでも、韓国の人と日本の人は違うなぁと思いました。花札は韓国でもするのね。
監督の自伝的な話のようなので、親の苦労を見てきた子どもの目線なのかな。男の子が、とても良かったです。その後の話も知りたくなります。

★★★★☆ 4

トムとジェリー2021/03/24


トムとジェリー

「トムとジェリー」 TOHOシネマズ日比谷 字幕
ニューヨークの高級ホテルに引っ越そうとするネズミのジェリーと、そんなジェリーを相変わらず追いかけるネコのトム。新人ホテルスタッフのケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)が働くそのホテルでは、世界が注目するセレブカップルのウェディングパーティーが行われようとしていたが、トムとジェリーのせいで台無しになってしまう。汚名返上のためタッグを組むことになったトムとジェリーが、もう一度ウェディングパーティーを開こうと奮闘する。
有名なマンガ「トムとジェリー」が実写化と聞いた時は、ネズミはネコに捕まえられていまうと心配しましたが、アニメと実写の合成だったから、大丈夫ですね。
アニメはあえて、昔風の素朴なタッチの絵でしたから、違和感もなかったです。最近はCGで、本物の動物に近いのもできるけど、お馴染みのトムとジェリーだったので、その方が良かったと思います。
想像通り、ドタバタしていて、スピードも速いので、なんだか落ち着きません。映画館だから迫力もあります。重苦しくなく、仕事帰りに気楽に見れて良いと思ったのですが、めまぐるしかったです。映画の出来が悪いわけではないですが、私の好みじゃなかったです。クロエ・グレース・モレッツはかわいいですが、したたかな役をやっていました。

★★★☆☆ 3-

スムージーとミネストローネのモーニング2021/03/25



東銀座の“コメダイズ”で、モーニングに季節のスープと季節の一皿というのが選べるようになったので、スープにしました。ミネストローネでした。いつもホットコーヒーだけど、スープなら、冷たい飲み物が良いかなと思って、小松菜とバナナのスムージーにしてみました。多分、豆乳も入っていると思います。クセもなく飲みやすかったです。ヘルシーな朝ごはんでした。

カボチャのグラタンのモーニング2021/03/26



また東銀座の“コメダイズ”、季節の一皿というのが気になっていたから、今はカボチャのグラタンだそうです。
コメダ珈琲店系の店だけど、メニューはコメダ珈琲店とは違います。飲み物を頼むだけで、ハーフトーストが付いてきて、このような一皿も付いてきたら、嬉しいですね。


この世の春 上2021/03/27



「この世の春 上」 宮部 みゆき・著 新潮文庫
宝永7年の初夏、下野北見藩・元作事方組頭の家を赤子を抱いた女が訪ねてきた。父の言う通りに応対した各務多紀は、後に女が連れていた赤子が、藩内の御用人頭・伊東成孝の嫡男だったと知る。なぜ、一介の上士に過ぎない父が頼られたのか。藩中枢で何が起きているのか。一夜の出来事はやがて、北関東の小国を揺るがす大事件へと発展していく。
こちらは上巻ですが、上中下の全3巻です。まだ話の全体像が見えませんが、主人公の多紀が、落ち着いていて、思いやりのある人柄で良かったです。「三島屋変調百物語」のおちかに似ています。内容はちょっとホラーっぽくも感じました。「荒神」みたいなのかなぁ。呪いなのか、多重人格なのかと思う人が出てきました。これから、謎が明らかになっていくのでしょう。楽しみです。

あやしい絵展2021/03/28



 
「あやしい絵展」 東京国立近代美術館
神秘的、グロテスク、退廃的、奇怪な絵などを集めています。不気味というより、美しくもあり、不思議な魅力が秘められています。
月岡芳年の血にまみれた男の絵もあるけど、あやしい絵は、女性画が多いのですね。上村松園の“焔(ほむら)”は、東京会場のみ、それも4月4日までしか展示しないので、急いで行ってきました。上のチラシ2枚目の絵です。とても美しかったです。他にも鏑木清方など、いつも見る絵とは違った絵が見れます。予約した人が優先に入れますので、予約して行く事をおすすめします。予約なしでも見れますが、列ができていました。


美術館の春まつりも、同時に見れます。春らしい絵がいっぱいです。

鳥唐揚げめんたい風味定食ランチとフレンチディナー2021/03/29



美術館巡りの途中のランチ、“やまや京橋エドグラン店”で、めんたい風味の唐揚げを食べました。お腹いっぱいになりました。


いろいろ行った後に、夕食は上野“ブラッスリーレカン”で、夕食。スモークサーモンとハーブのサラダ。本日の魚料理、プリンです。