小さいちゃんぽんセット2021/04/02



今日は映画へ。行く前に、急いで食べました。日比谷の“リンガーハット”にて、小さいちゃんぽんセット。先にちゃんぽんが来て、食べ始めていたら、餃子が来ました。小さいサイズでも、結構おなかいっぱいになります。白い蓋の容器は、柚子胡椒です。

JUNK HEAD2021/04/03



「JUNK HEAD」TOHOシネマズ日比谷  
遺伝子操作により長寿を得た人類は、その代償に生殖能力を失う。さらに環境汚染やウィルス感染により人口は減少。人類滅亡を止めるカギは、地底世界で独自に進化し、繁殖能力を得た人工生命体にあった。未来を救うために、主人公は地下迷宮へと潜入する……。 
孤高のクリエイター堀貴秀氏が、独学の映画作りで、7年の歳月をかけて制作したストップモーションアニメーション。
SFだけど、アドベンチャー、アクション、コメディ、いろいろな要素がありました。キャラクターやクリーチャーのデザインが良かったです。ハラハラと危機一髪が多かったです。笑いも多いけど、グロテスクでもあります。
クリーチャーはギレルモ・デル・トロ監督の映画に出てきそう。ギーガーの世界にも近い気がしました。日本語ではなく、不思議な言語で、そういう世界がありそうで良かったです。エンドクレジットで、監督がたくさんの声を担当しているのがわかります。ハマる人とハマらない人がいるかもしれないけど、私はとても面白かったです。

★★★★☆ 4+

パークサイドランチ2021/04/04



帝国ホテルの“パークサイドダイナー”へ。友人の誕生日祝い。私はパークサイドランチで、魚料理にしました。日替りではないけど、6日くらいでメニューが替わり、肉と魚があります。このメニューは、白身魚のブランダード パートブリック包みパセリとニンニク風味でした。デザートにケーキを追加しました。こちらはパンケーキが有名ですが、ボリュームがありそうなのです。帝国ホテルのショートケーキ、甘さ抑えめで、上品な味で好きです。誕生日の友人は、野菜カレーを頼んでいました。野菜カレーも、パークサイドダイナーの名物みたいです。

ノマドランド2021/04/05


ノマドランド

「ノマドランド」 TOHOシネマズ日比谷
ネバダ州の企業城下町で暮らしていた60代の女性ファーン(フランシス・マクドーマンド)は、リーマンショックによる企業倒産の影響で、長年住み慣れた家を失ってしまう。キャンピングカーに荷物を詰め込んで、“現代のノマド(遊牧民)”として、季節労働の現場を渡り歩きながら車上生活を送ることに。毎日を懸命に乗り越えながら、行く先々で出会うノマドたちと心の交流を重ね、誇りを持って自由を生きる彼女の旅は続いていく。
キャンピングカーで旅をしながら働くというのは、カッコ良いところもあるけど、この映画を見ると大変そうです。比較的、高齢者の方々にスポットを当てているし、主人公は女性なので、危険じゃないのか、心配になります。仕事が安定してあるのかどうか、車の故障など、突発的な出費だってあります。トイレや駐車スペースの問題もあります。しかし、こういう生き方によって、救われたり、意義を感じることもあります。特別なエンターテイメントではなくて、ありのままを伝えるような映画でした。大自然の映像美も楽しめます。夕暮れや明け方の空が美しかったです。人生の憂いや、生き様、同じノマドの人々との交流など、見どころは多いですが、静かな映画なので、ちょっと眠くもなりました。

★★★★☆ 4

あんかけスパ2021/04/06



地元の“コメダ珈琲店”にて、あんかけスパ。なんか女子が好きな分量。サラダに、パンが付いているのも良いですね。ドレッシングも2種類持ってきてくれます。昔の喫茶店みたい。他にナポリタンとめんたいクリームがありました。次回はナポリタン食べたいな。あんかけスパ、美味しかったです。モチモチの太麺です。ちょっと辛いのです。お子さんには辛いかも。

オリンピック聖火リレーの消印他2021/04/07



聖火リレーの消印は、聖火リレーの時期に合わせて、押してくれる消印のようです。東京は7月9日からみたいです。

騙し絵の牙2021/04/08


騙し絵の牙

「騙し絵の牙」 TOHOシネマズ上野
出版不況の波にもまれる大手出版社「薫風社」では、創業一族の社長が急逝し、次期社長の座をめぐって権力争いが勃発。そんな中、専務の東松(佐藤浩市)が進める大改革によって、売れない雑誌は次々と廃刊のピンチに陥る。カルチャー誌「トリニティ」の変わり者編集長・速水(大泉洋)も、無理難題を押し付けられて窮地に立たされるが……。
「罪の声」などで知られる作家の塩田武士が大泉洋をイメージして主人公を「あてがき」した小説を映画化。
原作を読んでいましたが、大きな流れは似ていますが、かなり違っていました。名前も同じ人もいるけど、違う人もいました。原作を読んでいる人でも、新鮮に楽しめます。小説は大泉洋をあてがきしているから、原作の方がもっと、バラエティに出ている時の大泉さんのようなところもありました。原作にあったモノマネはなかったです。映画では松岡茉優も、Wで主人公のようになっていました。大手出版業界の権力争いや、作家や編集の人々、小さい本屋さんの奮闘など、出版に関わるあれこれが、興味深いです。私たちが小さかった頃は、町の本屋さんへ買いに行っていたけど、今ではすっかり変わってしまいました。大きい本屋か、通販ばかりです。ノスタルジックな気分です。この本屋さんも、原作にはなかったような。
クセ者ばかりの騙しあいで、面白かったです。騙しあいというより、出し抜きあいのように思いました。複雑な人間模様を、巧みにまとめてありました。國村隼の大御所感、仕事のできそうな木村佳乃が、上手いなぁと思いました。

★★★★☆ 4

この世の春 下2021/04/09



「この世の春 下」 宮部 みゆき・著 新潮文庫
北見重興が、父を殺した原因、根絶やしにされた出土村。城下から相次いで失踪した子ども達。すべての謎は、重興の覚醒とともに真実へと導かれる。
時代物のミステリー。
重い内容でしたが、面白かったです。最終巻で、謎がいろいろ解かれました。今は重興のような症状の人がいるのは、知られていますが、この時代にはわけがわからないだろうと思いました。
登場人物が魅力的な人が多かったです。重興の元奥様や、少ししか出てこないけど、女馬喰のしげも良かったです。恐ろしい人物もいますが、五香苑で働いている人たちは、好ましいです。呪いって、怖いです。まさに人を呪わば穴二つ。

アンモナイトの目覚め2021/04/10


アンモナイトの目覚め

「アンモナイトの目覚め」 TOHOシネマズシャンテ
1840年代、イギリス南西部の海沿いの町ライム・レジス。
人間嫌いの古生物学者メアリー・アニング(ケイト・ウィンスレット)は、世間とのつながりを絶ち、この町で暮らしている。かつて彼女の発掘した化石が大発見として世間をにぎわせ、大英博物館に展示されたが、女性であるメアリーの名はすぐに世の中から忘れ去られた。今は土産物用のアンモナイトを発掘し、細々と生計を立てている彼女は、ひょんなことから裕福な化石収集家の妻シャーロット(シアーシャ・ローナン)を数週間預かることになる。美しく可憐で、何もかもが正反対のシャーロットにいら立ち、冷たく突き放すメアリー。しかし、自分とあまりにかけ離れたシャーロットに、メアリーは次第にひかれていく。
監督は初長編作「ゴッズ・オウン・カントリー」のフランシス・リー。「ゴッズ・オウン・カントリー」が好きなので、楽しみにしていました。女同士より男同士の恋愛ものの映画の方が、私は好きです。でもこの映画も良かったです。反発しているようで、とても気になっていたのか、次第に引かれあっていく2人。最近の映画「燃ゆる女の肖像」に、似ているところがあります。海に近い舞台でしたし、優秀な女性であっても、なかなか認められない時代。それぞれの映画の良さがありました。この時代のファッションも素敵でした。ケイト・ウィンスレット、シアーシャ・ローナン2人とも熱演です。ゴッズ・オウン・カントリーのアレック・セカレアヌも出演していました。

★★★★☆ 4