みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術2019/08/15


みんなのミュシャ

「みんなのミュシャ ミュシャからマンガへ―線の魔術」 
Bunkamura ザ・ミュージアム
タイトルからして、ミュシャに影響を受けた人達の作品が多いのかと思いましたが、ミュシャの作品もいっぱいあって、見応えありました。
美しい女性、デザイン的な構図、アール・ヌーヴォーなイメージですが、初期作品もいっぱいあって、こういう絵も描いていたのかと知ることができます。
ミュシャの絵は、誰が見ても完成された様式美があると思うのです。それゆえ、影響を受けた人も多く、レコードジャケットや、現代のポスターなど、ミュシャ的要素を取り入れている作品があるのですね。これはパクり過ぎではないかというのもありますけど、みんながミュシャのように描きたくなるのでしょう。
マンガは、水野英子、花郁悠紀子、波津彬子、山岸涼子などなど、原画が見れて良かったです。花郁悠紀子さんは、友達がファンで、漫画を貸してもらったりしました。亡くなった時はビックリしました。まだ26歳だったのですね。波津彬子さんは実の妹さんです。
近頃、写真撮影OKな美術展が多いですが、こちらの展示も、ミュシャ作品が、かなり撮影できます。混んでいるので、撮るのが難しいですけど、一緒に行ったミュシャが好きな友人は、ずっと撮っていました。