フランス組曲2016/01/18


フランス組曲

「フランス組曲」 TOHOシネマズシャンテ
1940年、ドイツ占領下にあるフランスの田舎町。出征中の夫の帰りを待つリュシル(ミシェル・ウィリアムズ)が厳格な義母(クリスティン・スコット・トーマス)と暮らしている屋敷に、ドイツ軍中尉ブルーノ(マティアス・スーナールツ)がやって来る。音楽を愛するリュシルとブルーノは次第に心を通わせていくが…。
クリスティン・スコット・トーマスが好きなんですが、この映画ではちょっと怖い役でした。厳格なお姑さんでした。
ミシェル・ウィリアムズは「テイク・ディス・ワルツ」でも、夫以外の男性に心魅かれていく過程が描かれていて、すごく魅力的だったなぁ。そういう役が似合うのだろうか。不倫でしかも、敵国であるフランス人女性とドイツ軍兵士。許されざる愛の物語です。
原作は第二次世界大戦中に書かれたもので、ユダヤ人であったためにアウシュビッツ収容所に送られ命を落とした作家のイレーヌ・ネミロフスキー。当時の女性の暮らしや視点がリアルです。


ヴェルサイユの宮廷庭師」では、ケイト・ウィンスレットの上司となるル・ノートル役だったマティアス・スーナールツでしたが、長髪も似合うけど、短髪もかっこよかったです。「リリーのすべて」にも出演しているみたいなので、見たいです。

★★★★☆ 4

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